猛暑のお台場で開催の『TOKYO IDOL FESTIVAL』野外握手会&休憩所なしで“過去最悪の危険度”に
#アイドル #TIF
記録的な猛暑が続く今年の日本。気象庁はこの猛暑を「災害」と認識すると発表、8月上旬まで暑さが続くという。そこで心配されているのが、8月3~5日に東京お台場で開催される『TOKYO IDOL FESTIVAL 2018』(以下TIF)だ。
TIFは、毎年夏にお台場で行われているアイドルフェス。問題視されているのは、その会場だ。毎年TIFを取材しているという音楽ライターは、こう話す。
「TIFでは、フジテレビ湾岸スタジオ、フジテレビ本社、ダイバーシティ東京プラザの周辺エリアに複数のステージが設けられ、来場者はそれらを行き来しながらアイドルのライブを楽しむこととなります。基本的に野外を徒歩で移動するのですが、途中に日陰になるような場所が少なく、猛暑の中では、かなり過酷なものとなります。TIFの来場者用の日陰の休憩スペースもないので、事実上、逃げ場はほとんどないですね」
会場周辺で唯一の逃げ場となりそうな場所は、ダイバーシティ東京プラザ内のフードコートだ。
「もちろんフードコートは通常営業をしているわけで、一般のお客さんも多く、そこをアイドルファンだけで占領することはできません。一部にはマナーが悪いアイドルファンもいて、フードコートを利用する一般客に迷惑をかけないかと、TIF運営サイドとしても、その点については憂慮していると思います」(同)
7月7~8日に横浜赤レンガパークで行われた『アイドル横丁夏まつり!! 2018』では、会場近くの赤レンガパーク施設に「〈アイドル横丁夏まつり2018のお客様へ〉一般の方のご迷惑になるため、館内、立入禁止」との貼り紙がされたこともあった。
「一部のアイドルファンがゴミを放置したり、お酒を飲んで座り込んだり騒いだりするケースもあるようです。例年のTIFではダイバーシティ東京のフードコートでの迷惑行為の報告はないようですが、赤レンガパークの貼り紙の件からもわかるように、世間の視線が厳しくなっているのも事実。TIF来場者が、フードコートで休憩しづらくなる状況もありうると思います」(アイドル運営関係者)
また、ライブ会場だけでなく、握手会などの特典会が行われる会場も屋外だ。
「物販エリアと特典会エリアは、いずれも野外。握手を待つファンたちは野外で行列を作り、アイドルたちもテントで日陰になってはいるものの、猛暑の野外で握手をすることになります。実際、毎年、熱中症になってしまうアイドルもいて、結構大変な状況なんですよね。今年もこの暑さだと、倒れるアイドルやファンが出てくるのは必至。相当な対策をしておかないと、とんでもないことになりかねないと思います」(同)
とにかく、何事もないようTIFの成功を祈るばかりだ。
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