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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 石橋貴明がAbemaTVで原点回帰なるか

石橋貴明がAbemaTVに初進出! どん詰まりのテレビ界を捨て、ネットに活路 大暴れで原点回帰となるか

AbemaTIMES 公式Twitter(@AbemaTIMES)より

 お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が、8月19日に配信されるAbemaTVの特番『石橋貴明プレミアム―芸能界カジノ王決定戦―』に出演することが発表された。石橋がAbemaTVに出演するのは、これが初めてとなる。

 今年3月に28年半続いた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了し、現在のレギュラーは23時台のバラエティー番組『石橋貴明のたいむとんねる』(同)のみとなっている石橋。『たいむとんねる』も視聴率が振るわず、9月で終了するとの報道があるなど、かつてのような輝きを見せられていないのが現状のようだ。

「テレビ業界の中では、石橋さんのAbemaTVへの進出について、『テレビからネットに落ちた』『もはや地上波ではお払い箱』などといった声が聞こえてくるのも事実。確かに、とんねるずはその名前の大きさや高額ギャラの割に視聴率が取れず、テレビ界では“扱いづらい存在”となっていますからね」(テレビ局関係者)

 しかし、その一方で視聴率低迷は石橋の問題ではなく、むしろテレビそのものの問題なのではないかという指摘も多い。ある放送作家が明かす。

「正直な話、テレビ番組を楽しみに見ている若者自体が少ない。誰が出演しているかももちろん重要ですが、それ以前にバラエティーというもの自体が時代遅れになっているわけです。とんねるずなどは、それこそ絶大なる影響力を持っていたころのテレビの象徴みたいな存在ですから、“テレビの凋落”の戦犯としてやり玉に挙げられやすいのだと思います」

 そんな中、石橋はテレビの世界から飛び出して、ネットの世界に進出する。

「AbemaTVは、ネットメディアの中でも“テレビっぽさ”が強いので、石橋さんにとっては立ち回りやすい場所でしょうね。でも、地上波に比べれば多少激しい表現も可能なので、かつて大暴れしていたころのような石橋さんを楽しめるかもしれないという期待もあります。そういう意味では“石橋貴明がネットに落ちた”のではなく、“石橋貴明が原点に回帰した”という雰囲気かもしれないですね」(同)

 しがらみの多いテレビ界から、自由度の高いネットの世界に足を踏み入れることには、大きな意味があるとの声も。

「石橋さんは長年『みなさん~』をやっていくなかで、テレビ界で徐々に表現がマイルドにならざるを得ない状況を経験してきたわけです。おそらく今のテレビ界の限界というものも感じていることでしょう。だからこそ、ネットの世界に活路を見いだそうとしているのかもしれない。ここでもし石橋さんが本領を発揮できれば、テレビ界にも一石を投じることとなるでしょう。AbemaTVでは、最近のテレビ界の中でたまっていたであろうフラストレーションを発散する石橋さんが見られることを願いますね」(前出・テレビ局関係者)

 どん詰まりのテレビ界から飛び出した石橋貴明は、果たしてどんな姿を見せるのだろうか? 注目が集まる。

最終更新:2018/07/26 08:00
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