ハリルがトラウマに……!? サッカー日本代表新監督は「日本人」が濃厚なワケ
#サッカー #W杯 #サッカー日本代表
先日閉幕したW杯ロシア大会でベスト16入りを果たしたこともあり、サッカー日本代表への関心が高まっている。
中でも注目を集めているのが、時期監督は誰になるのか? である。
スポーツニッポンはどこよりも早く、後任監督について「元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏が就任し、コーチには日本をよく知る元浦和レッズ監督のギド・ブッフバルト氏が入閣する」と報じた。
各紙も同様の後追い報道を行ったが、日刊スポーツだけは「前サンフレッチェ広島監督の森保一氏を軸とした日本人監督になる」としている。
果たして、どちらの報道が正しいのか? サッカー関係者に聞いた。
「どちらの報道も五分五分といったところでしょう。両紙共に、日本サッカー協会(JFA)内部に情報提供者がいるのは明らかです。W杯期間中、本田圭佑がメディアに対し、非公開の情報が漏れることに疑問を呈したように、JFA内部からの情報がなければ書けない記事が出ていることがこれを物語っています。両紙の見解に相違があるのは、JFA内部でも“実績ある外国人監督”派と“Jリーグで結果を出した日本人監督”派で割れているからです」
では、今月26日に発表になるとウワサされている代表監督だが、一体誰になるのか?
「森保監督でしょう。というのも、JFAはハリルホジッチ前監督を招へいしたことを後悔しています。ハリル前監督は、自身のイメージするサッカーができないことにしびれを切らし、選手に対し、徐々に上から目線になっていった。でも、欧州で名監督の下、結果を出してきた海外組からすると『あなたのやり方には問題がないのか?』となる。その齟齬が広がり、解任となったわけです。W杯では選手たちが考える日本人に合ったサッカーが結果を出しました。今回、日本サッカーの進むべき道がある程度見えた上、日本をまったく知らない外国人監督の招へいにはリスクがあるとJFAは考えているはずです」(同)
FCバルセロナに黄金期をもたらしたペップ・グアルディオラ氏のようなビッグネームが日本代表監督に就任するなら別だが、世界トップクラスの監督が日本に来るとは思えない。そういった背景もあり、「ハリル前監督クラスを呼ぶよりも、Jリーグで結果を出した監督のほうが……」という論調になっているようだ。
ただ、「ハリル前監督へのアレルギーで、世界に目を向けなくなるのは危険です。ロシア大会では、ハビエル・アギーレ元監督が目をつけていた選手たちが活躍していたことを考えると、もう一度アギーレ氏を招へいし、コーチに森保氏や手倉森(誠)氏などロシア大会のコーチ陣を入閣させ、すべてにおいてレベルアップさせるのがベストでしょう」とサッカー関係者は希望を語る。
とはいえ、JFAは安全策を採り、日本人監督を選出してしまいそうだが……。
(文=TV Journal編集部)
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