三宅健と滝沢秀明の「KEN☆Tackey」、MVをYouTubeで公開するもケチ臭くて効果なし? ネット戦略はイマイチか……
#ジャニーズ #V6 #滝沢秀明 #三宅健
V6の三宅健と活動休止中のタッキー&翼・滝沢秀明の2人からなるユニット「KEN☆Tackey」のシングル「逆転ラバーズ」が7月18日に発売された。店着日(フラゲ日)となる7月17日付けのオリコンデイリーシングルランキングでは約6.9万枚を売り上げ、1位を獲得。そこから3日連続でデイリーランキング1位となるなど、なかなかの好調ぶりだ。
2人がユニットを結成するきっかけとなったのは、2016年の滝沢主演の舞台『滝沢歌舞伎』に三宅が出演したこと。それから三宅は3年連続で同舞台に出演しており、2人の息もピッタリだ。
もともと2人のCDデビューの予定はなかったが、健とタッキーで“ケンタッキー”ということで、ケンタッキー・フライドチキンが2人にCM出演をオファー。それに応える形で、ユニットを結成し、CMに出演するとともに、CMソングとなる「逆転ラバーズ」を発売することになったという。
「CDの売上自体は、V6やタッキー&翼よりも好調です。でも、YouTubeに公開されているMVの再生回数がイマイチ伸び悩んでいるんですよ……」(芸能ライター)
avexの公式YouTubeチャンネルでは、KEN☆Tackeyの「逆転ラバーズ」のほか、カップリングとしてシングル(通常盤及び初回盤AのDVD)に収録されている「浮世艶姿桜」(Dance Video)、「蒼き日々」(Dance Video)、「アイシテモ」の合計4本のミュージックビデオが公開されている。「逆転ラバーズ」は公開から約1カ月で66万回以上再生されているが、「浮世艶姿桜」と「蒼き日々」は公開から約3週間で25万回程度、「アイシテモ」は公開2週間で13万回程度の再生回数だ。
「決して少ない再生回数ではないですが、“企画モノ”ユニットであることを考えるとやはりネットでの拡散を狙っていたはずで、その意味では物足りないですよね。たとえば、DA PUMP約3年ぶりの新曲『U.S.A.』は公開2カ月で3,000万回近く再生されているわけですから、まったくもってネット上で話題になっているとはいえません」(週刊誌記者)
「逆転ラバーズ」、「浮世艶姿桜」、「蒼き日々」の3曲のMVにはバックダンサーとして、Snow ManなどのジャニーズJr.たちも出演している。
「ジャニーズJr.のファンもそれなりにいるはずなのに、この再生回数というのはちょっと寂しい感じがしますよね」(同)
avexからCDをリリースしているジャニーズのグループは、同社YouTubeチャンネルでミュージックビデオを公開しているが、フルコーラスではなく約1分のショートバージョンとなっている。KEN☆Tackeyについてもやはり1分バージョンだった。
「フルコーラスでミュージックビデオを無料公開するアーティストが多いなかで、1分バージョンしかアップしないのは、さすがに残念。まったく公開しないよりはマシですが、逆にケチ臭く見えてしまいます」(同)
ちなみに、YouTubeでアップされているDA PUMP「U.S.A.」のミュージックビデオもフルコーラスではなく、3分半のバージョン。ほぼフルコーラスみたいなものだが、これが1分程度のバージョンであれば、今回の再ブレークはなかったかもしれない。
「ジャニーズのネット戦略はここにきて一気に進んでいますが、それでもやはりまだまだ、もったいぶっているイメージが強い。やるならやるで思い切ったほうがいいというのが、業界内での見方。特にKEN☆Tackeyのような企画モノであれば、インパクトが強いミュージックビデオを作って、ネットでバズらせればもっと売れていたはずなんですがね」(同)
出し惜しみするジャニーズのネット戦略。今のところは効果なしといえそうだ。
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