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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > AMEMIYAが相方に復縁迫るも…

「別れた相方とネタが出来たら10万円」AMEMIYAが“復縁”迫るも、結果は……

■露骨にフラれるAMEMIYA

 続いての挑戦者は、AMEMIYA。彼はかつて「ノンストップバス」というコンビで活動していたが、2003年に解散している。解散を切り出したのは、AMEMIYAのほうだった。

「ネタも全部相方が書いてたし、自分の好きにはできない。自分の力を試したかったんですよ。(相方は)ムカついてしょうがなかったと思いますよ。僕だって、逆だったらそうだと思うもん」

 AMEMIYAは贖罪の気持ちで、この企画のオファーを受けたという。

 現在、AMEMIYAの元相方である西条充敏は構成作家として活動中。仕事終わりを待ち構えていたAMEMIYAは、次の現場へ向かう西条をいきなり呼び止めた。

「あの時は本当に悪かったとAMEMIYA的にもすごい思ってて、心残りとしては、解散ライブじゃないんだけど“最後にこれで終わりです!”っていうネタを1本だけ一緒にやっていただきたいと」

 AMEMIYAの話を聞き、西条は露骨に嫌そうな顔をしている。

「ちょっと無理だな。話はわかったけど、今はそういう仕事してないし、その気持ちにはなれないなあ。一方的に解散になって、また一方的にやろうって言われても、この場では何も言えない」

 後日も説得を重ね続けたAMEMIYAだったが、結果、やはり「ノンストップバス」の再結成はかなわなかった。

 この企画の成否には、当時の別れ方が大きく影響している。そして当然だが、説得に当たる際の真摯さも結果を左右させる。加えて、説得する側の”愛らしさ”も必要だ。というか、説得される側に“愛らしさ”を感じるキャパがあるということは、若干の絆が残っているということになるが。

 この企画、筆者は第2弾を期待している。オセロやTEAM-0、ビビる、象さんのポット等が登場したならば、絶対に見てみたい。彼ら彼女らのやりとりが放送できれば、完全にドキュメンタリーである。

(文=寺西ジャジューカ)

最終更新:2018/07/23 18:00
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