エロコスは世界市場へ!! 世界には、どエロいレイヤーとサービスが既に存在している
#コスプレ
今年も、灼熱の中で開催される夏のコミックマーケットが近づいている。熱中症をものともせずに駆けつける人々が求めるものは無数。その中でも、数は決して多くはないものの、強烈な存在感を放つのはエロコスプレイヤーだろう。
見えそうで見えない、ギリギリを追求するエロレイヤーはいまや当たり前の存在になった。彼女たちは、日々Twitterなどで、“美味しい”写真を更新。さまざまなイベントや通販で「エロコスROM」を販売したり、オフ会に撮影会と励んでいる。
でも、いつの間にか、このジャンルも海外に進出しているのを知っているだろうか? TwitterやInstagramなどでは、エロエロな衣装に身を包んだ写真をアップする外国人レイヤーが増えているのだ。中には「erocosplay」と、自らラベリングするレイヤーも。
彼女らは、主に英語で発信をしているからだろうか。ファンはワールドワイドに広がっているようだ。
「ものすごくわかっているエロ衣装を身につけているレイヤーがいたので、DMでいろいろと話しかけてみたこともあるのですが、だいたいは強烈なオタク娘です。海外で得られる限られた情報で、あんなエロい姿を晒していると思うと感慨深いですね……」(コスプレマニア)
特筆すべきは、彼女らがエロコスで稼ぐシステムを日本よりも確立している点だ。その多くは、パトロンプラットフォームの定番である「patreon」を使用している。日本では、絵師が数多く使っている「pixiv FANBOX」などが、それだ。
これ、覗いてみると日本よりもはるかにシステムが出来上がっている。だいたい、どのレイヤーも毎月5ドルくらいからスタート。支援者限定のコスプレ写真が見られるなどのサービスが受けられる。
でも、驚くのは、その上限。毎月60ドルとか100ドルで、直筆の手紙でお礼も、ならばまだわかる。中には毎月500ドル支援してくれたら、好きなコス衣装を身につけて、ビデオチャット。揚げ句に、要望通りのポーズで撮影しますなんてサービスも。
500ドル。すなわち、だいたい日本円で5万円くらい払って、自分のためだけのエロいコス写真が出来上がる。うん、5万円はあまり高くない!!
そこまでサービスが徹底しているのは、やはりステージが世界規模になっているから。エロレイヤーのみなさん。もう、日本だけでROM売ってる場合じゃないぞ!!
(文=是枝了以)
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