「いつか阿佐ヶ谷ハイムを……」阿佐ヶ谷姉妹“ルール”なき共同生活のススメ
#お笑い #インタビュー
■姉が隣の部屋に引っ越して……
――現在はお2人で住んでいたお部屋に美穂さんが残り、隣のお部屋に江里子さんがお引っ越しされて……でも、今でも同じお部屋に集まって、お話ししたりお茶飲んだりは日常的にされてらっしゃるんですね。部屋を別にして、何が一番変わりましたか?
美穂 お姉さんが一番不満だった、お風呂の順番を私が守ってくれないっていうのが解消されたのかしらね。
江里子 ああ、それはあるかしらね……。
――朝のお風呂の順番ですね(笑)。
江里子「頼むから1カ月ごとに、交互にしてもらえないか」と。
美穂 何回も言われたんですけれどもね。
江里子 時には若干、目に涙を浮かべつつ訴えたこともあったんですけど……守って2日。
美穂 2日ぐらいはね。
江里子 あとはお手洗いね。やっぱり同じ生活リズムだと、だいたいお手洗いに行きたくなるのが同じサイクルなんですよね。
美穂 お姉さんはすぐトイレに引きこもるし。30分ぐらい出てこない。
江里子 お手洗いだけが、私の唯一のプライベートルームみたいになって。個室みたいな気分で。
美穂 そこで1人の時間を楽しんでたから。
江里子 楽しんでた(笑)。
美穂 仕方なくLINEで「トイレに入りたいです」って。
江里子 そのストレスは、なくなったね。
美穂 でも別々になったら、お姉さんのほうが、ちょっと寂しそうなんですよ。
江里子 いや、まあでもそうですね。共同生活が私、結構好きだったので。たとえ自分のスペースが1畳未満であっても、やっぱり一緒にいてもらって、好きなときに好き勝手しゃべることができる相手がいるのは、すごく居心地がよかった。
美穂 でも隣だから。
江里子 お互いの部屋の鍵を持ってるので、「行っていいですか」ってLINEで言って、鍵開けて入らせてもらったり。美穂さんは必ず「ちょっと来てもらえますか」って私を呼びつけるんですけど。
美穂 呼びつけるわけじゃない。
江里子 あ、呼びつけてるわけじゃないの?
美穂 そっちの部屋に行くと、よくないみたいだから。
江里子 まだね、ちょっと部屋が片付いてなくて。
美穂 なかなか入れてくれないんですよ。
江里子 1人になってスペースが広くなったら、そのまま物を置きっぱなしにしちゃう。片付けるのヘタだから、そのまま……美穂さんにも見られたくないんですけど。「見られたくない」って言ってるときこそ、ニヤニヤしながら入ってこようとするんで。
美穂 殺し屋みたいににらまれて。怖かったわ。だから私の部屋で、お茶も打ち合わせもすることになって。
江里子 居心地がいいのよ、あそこに散々住んでたし。
――実家に帰るみたいな気持ち……。
江里子 そうです、そうです。
美穂 お姉さんの部屋でもだんらんしたいですよ。
江里子 まだ整ってない。まだ座布団買ってないのよ、ごめんなさい。
美穂 そういうとこの愛情が、ちょっと足りないんだわ。
江里子 だって、あっちのお部屋のほうがいいでしょう。
美穂 うちにご招待する、っていう気持ちが。
江里子 いや、でも美穂さんのためにラグマットとこたつは買ってきたのよ、ほんとに。でも座布団は買ってない。ごめんなさい。だから、敷いてある布団の上に上がっていいって言ってるじゃない。あら、私たちどうでもいい話を……
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