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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 平野レミ、際どい発言でNHKを乱す

平野レミ、伝説の生放送第6弾『もてなし家族に福きたる!』朝から「チン汁」発言でNHKをかき乱す

■先生がやや慣れてしまった感も……

 他にもレミ先生は、景気付けのように布巾や食材(今回はパクチー)を調理台や鍋に叩きつける、もしくは叩きつけるように放り込むといった意味のない強肩ぶりを披露してくれたり、パセリを木に見立てて「おっ立て」たり(カフェオレパスタ)、ピータン豆腐にゼラチンを入れ強度を堅牢にして、天高く「おっ立て」たり(おっ立てピータン豆腐)と、前回の「おったて鯛」に続くおなじみのおっ立て癖(へき)を見せてくれた。

 今回気になったのは、レミ先生の「時間に追いやられる切迫感」が薄まっており、おしゃべりに夢中になって手を止めてしまうなど、仕方ないことなのだが若干の「慣れ」を感じてしまったこと。

 前回までにあった「時間内に終わらせないと本気でヤバイ!」という必死さがなく、そのため今回は序盤からフルスロットルで突っ走る、あのしっちゃかめっちゃかな高揚感が薄まってしまったように感じた。

 それでも「チン汁」といったワードが出るあたりさすがなのだが、次回からはもっと追い込むような縛りなり、ペナルティを設け(先生すみません)、先生のむき出しな「野生」を喚起していただきたい。果たしてそれがNHKとして正解なのかは別として。
(文=柿田太郎)

最終更新:2018/07/18 16:00
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