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「好きな芸人1位」は誤報がきっかけ? “好感度”に苦しめられるサンドウィッチマン

■芸能人をクズにもすれば神にもする諸刃の剣、SNS

 そんなサンドは10日放送の『踊る踊る踊る!さんま御殿 この夏超アツい美女&最強おバカ軍団暴走祭』(日本テレビ系)で、2位になったさんまと直接対面していたが、そこで「なぜか好感度が高い」「ロケの最中でも『一緒に写真撮って』と言われ、『ごめんなさい。今、カメラ回ってるんで』と言うと、『全然、好感度ないじゃん』と言われてしまう」と悩みを明かしていた。

 芸能界における震災復興のオピニオンリーダーというべきか、サンドは今、単なるお笑い芸人以外の肩書を背負っている。それに対し、ありがたさをかみしめているのと同時に、神のように祭り上げられることに窮屈さを感じているのも事実だろう。最近は、番組での立ち居振る舞いをあえて粗暴にしてみたり、少し言葉を鋭角にして発言している姿も見受けられる。

「称賛」か「制裁」か、どちらかになりがちなSNSの声。必要以上におとしめられて「休業」に追い込まれるタレントもかわいそうだが、あまり褒められるのも、それはそれで“いばらの道”なのかもしれない。

(文=都築雄一郎)

◆「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから◆

最終更新:2018/07/18 14:00
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