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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『ルパパト』#22レビュー!

『快盗戦隊ルパンレンジャー』#22「人生に恋はつきもの」

 今回はパトレン2号・陽川咲也(横山涼)とルパンイエロー・早見初美花(工藤遥)の恋愛エピソードということで、このふたりが大活躍!

 ……かと思いきや、結局、ルパンエックス/パトレンエックス・高尾ノエル(元木聖也)がいいところをゴッソリ持っていっちゃうノエル回だった。

●奥が深そうで深くないノエル

 前回から引き続き、ノエル×コグレ(温水洋一)の不穏なやり取りからスタート。

「安心してくださいコグレさん、ボクたちの願いは同じです」
「……だといいのですが」

 ノエルの願いも気になるけど、そもそもコグレさんの目的も(敵か味方かも)よく分からない。アヤシイふたりの密会なのだ。

 そんな雰囲気から、「初美花にフォーリンラブ」している咲也のキューピッド役をノエルが買って出るという展開だったので、「なんか裏があるに違いない! アヤシイ!」と思っていたのだが、ストレートに恋バナに乗っかっただけのようだ。

 結果、キューピッドとしても大して役立たない上に、ノエルのおせっかいのせいで初美花がギャングラー怪人・デメラン(CV:高戸靖広)に捕らわれてしまうというマヌケな事態に。

 そこまで計算に入れて何かをたくらんでいたんじゃ!? ……なーんてこともなく、こんなことになるなんてまったくの予想外だった様子で思いっきりぐぬぬ顔をしていた。

 ノエルって、両陣営を翻弄しつつ、色んな事を見透かして暗躍するキャラクターなのかと思いきや、意外とただ単にチャラくてマヌケな人なのかも!?

●咲也、もっとしっかりしなさい

 この手の恋愛エピソードでは、好きな女の子が敵に捕らわれちゃった!→がんばって助け出すぞ!→いいところ見せてラブ度アップ……というのがお約束。

 しかし咲也、がんばってはいたものの、あんまり見せ場なかったね。

 そもそも初美花が捕まっちゃったのも、咲也がいたせいで、正体がバレないように快盗チェンジできなかったから。

 それなのに、警察チェンジしてやって来た咲也は、デメランに一方的にボコられ逃げられてしまうという役立たずっぷり。

 初美花が捕らわれている金魚鉢(?)に自ら飛び込んだものの、咲也ひとりの力では壁を破ることができず、結局ノエルが助けに来るまでは役に立たず。

 金魚鉢からの脱出後、咲也は捕らわれていた人たちの誘導に徹し、結局デメランを倒したのはノエル。

 巨大化後に至っては、ノエルひとりで新ロボットを操りアッサリ倒してしまった。

 初美花にいいとこを見せたいのに、ノエルにことごとくおいしいところを持って行かれてしまった咲也。そりゃあ「いい人」止まりになってしまうってもんだ。

 しかしノエルも「キューピッドになる」と言ってたんだから、もうちょっと咲也に華を持たせてあげてもよかったんじゃ……。

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