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日刊サイゾー トップ > カルチャー > 本・マンガ  > 高学歴モンスターに対処法なし

モリカケ問題も豊田真由子元議員も「エリートにありがちな話」 “高学歴モンスター”に対処法なし!

「完璧主義すぎるあまり些細なミスで怒り狂う金融機関の支店長」「依頼人を『レベルが低い』と悪しざまに罵る弁護士」といった例から見えてくる「高学歴モンスター」の実態は、自己陶酔的、傲慢で攻撃的、他人の気持ちを傷つけるのに鈍感……と、迷惑極まりない。まさに「モンスター」と呼ぶにふさわしい人物たちだ。

 では、運悪く彼らに直面してしまったら、どうすればいいのだろうか? 片田氏は「高学歴モンスターを変えるのは無理」と断言する。なぜなら、彼らには「モンスターである」という自覚がかけらもないために、それを変えることは至難の業。そのため、なるべく関わらないようにするか、周囲の人々もやり過ごすのが一番の対処法だという。どうしても関わらざるを得ない場合は、彼らをよく観察し、場合によってはスルーしたり、会話の証拠を残すことなどによって「自分自身の身を守るしかない」と、自衛の方法を伝授している。

 片田氏によれば、モンスターたちは、自分をまともに顧みることができないためにモンスター化する。本書を手にとって、彼らへの対処方法を学ぶとともに、自分が「モンスター」ではないか胸に手を当てて考えてみるべきだろう。

(文=萩原雄太)

最終更新:2018/07/15 16:00
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