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視聴者からも“搾取”せよ!? テレビ業界の新たな「集金術」がエグすぎる!

※イメージ画像

 企業の景気後退の影響をモロに受けたり、インターネットなどの新たな広告媒体の出現により窮地に追い込まれているのが地上波テレビ局。CM収入も軒並み“値崩れ”している状況は変わらないが、実は近年、その補填目的で視聴者からこっそり“搾取”しているというのだ。

「私たちも最初はこんな“錬金術”が生まれるとは、夢にも思いませんでしたよ」

 そう語るのは、あるテレビ局の若手営業マン。聞けば近年、テレビ番組で頻繁に行われているある“演出”が、そのままお金に早変わりするというのだ。ベテラン放送作家がそのカラクリを明かす。

「彼が言っているのは、主に生放送のテレビ番組内で行われる、電話応募システムの“視聴者プレゼント”のことでしょうね」

 1回かけるごとに一度応募でき、抽選により食料品から現金まで当たるというものだ。

 ここで、局側が“稼いでいる”かどうかを見分ける方法があるという。

「電話番号の最初が『0180』『0067』で始まるもの。応募者には1回50円の通話料金がかかりますが、各局の景品を見ていると軒並み現金が多い(笑)。おいしいエサをまけば、しっかり集金できるので、局側にとってはありがたい話だと思います」(同)

 ちなみに、50円の通話料から手数料などを引いた約15円が局側に入るといい、仮に20万人がコールすれば、約300万円の収入を得られる仕組みだ。

 番組予算が激減している中で小銭を拾わなければならないのもまた、シビアな実情ともいえるのだが……。

最終更新:2018/07/09 06:00
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