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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > カツカレーみたいな『冷たいまぜ麺』
ホントにうまいのか? 珍級グルメハンター第89回

夏季限定! ハンバーガーみたいなカツカレーみたいな『冷たいエスニックタンタンまぜ麺』

 さらにさらに、丼の中をよく見ると、丼の黄色に紛れているけど、同系色の旨そうなものが!

 紛れもなく豚肉です。薄手のトンカツというよりは、排骨の雰囲気で、エスニックな雰囲気に一役買っています。

 さて、いよいよ実食だが、はたしてどうやって食えばいいものか。汁なしのラーメンなので、ここはまぜ麺のようにまぜまぜしてズルズルっと。

 が、しかし……。

「ん? 味濃くね?」

 丼の底の方にカレースープというかタレが溜まっていて、その部分を食べると、香辛料のスパイシーな味と香りが強く出てくる。これは、まぜ麺定番の、「混ぜれば混ぜるほど美味しくなる」という言葉を信じて、よ~くまぜて食べる方が味が均一になって美味しく食べられそう。

 そしてさらには、最初に別皿に取り分けておいた、あのおせんべいをパリパリっと砕いてトッピング~!

 実はこのおせんべい、後から調べたら、インドやパキスタンで食されている「パーパド」と呼ばれるもので、付け合わせやデザートとして供されるものらしい。なので、食べ方としては正解だったようだ。

 そしてもうひとつ。このお店、元は「カレーは飲み物。揚」というカレー店で、最初に筆者が感じたエスニックな空気は、気のせいではなかったようだ。

 そしてこの「冷やし印度タンタン」は、夏季限定商品。いつまで提供されるのかは、誰にもわからない……。

外に出たら看板には「カレー」が猛烈アピールされていた。

 

池袋 カレーつけ麺。ちゃんぽん麺。壬生「冷やし印度タンタン」990円

SNS映え  ☆☆
不思議度  ☆☆☆
珍級度   ☆☆☆

(写真・文=よしよし)

最終更新:2019/11/28 19:03
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