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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 小室さんの海外勤務は「傷心旅行」?
週刊誌スクープ大賞

眞子さま結婚延期問題に風雲急! 小室圭さんの“海外勤務”は事実上の「破談傷心旅行」か

 ところで芥川賞の候補、それも大本命とされている北条裕子の『美しい顔』(『群像』6月号)に「盗作疑惑」が持ち上がっている。

 石井光太のノンフィクション『遺体』(新潮文庫)や、被災者の体験記をまとめた金菱清編『3・11 慟哭の記録』(新曜社)などを参考にしたようである。

 講談社は「参考文献の一覧をつけていなかった」と詫びているが、その程度のことでは収まりそうにない。

 作家がノンフィクションなどを読んでインスピレーションを湧かせるということはよくあることだろうが、その文章をパクることがあってはならないこと、イロハのイである。

 文章が上手い、ストーリー展開がいい、内容的に優れているというのは、他人が書いた文章や考え方を、そのままでは使わないという前提がなければ成り立たない。

 ましてや純文学の登竜門といわれる芥川賞では、この書き手が個性的な才能をどれぐらいもっているかが、評価になるはずである。

 北条裕子は候補を辞退するしかないだろう。それと同じ程度か、もっと罪が重いのは担当の編集者である。

 盗用の有無のチェックなどは、もっとも初歩的な編集の基本である。私はまだ未読だが、この作家が本物であれば、次の作品を書いて世に問えばいい。

 さて、紀州のドン・ファン怪死事件の捜査のほうは難航しているようである。フライデーは、捜査は若妻と家政婦から、さらに「過去の愛人」に広げ始めたと報じている。

 一人はかつての愛人・真美(仮名・40代)。彼女は野崎氏が結婚してくれというので、「前の男と別れるから2000万円ちょうだい」といってカネをせしめたが、結局、結婚してくれなかったため、野崎氏から返還を求める訴訟を起こされている。

 焦った真美は、一転「結婚する」といい出し、昨年5月にトラック2台分の私物を送りつけてきた。その中に覚せい剤の注射針が見つかっていたというのだ。

 さらにもう一人、ドン・ファンとしては珍しく10年に渡って愛人にしてきた菜々という女性にも、捜査の眼を向けているという。

 彼女へのお手当ては10万円、若い妻には100万円。それに嫉妬したのではないかというのだが、やや動機が弱い気がする。

 その菜々がこんなことをいったという。「亡くなる2週間くらい前、社長から電話があったんです。内容は『シャブやってるんや』というもの」だったというのである。

 彼女はいつもの冗談だったと思うというが、若い妻とSEXできずに悩み、覚せい剤にまで手を出していたということもあり得ないことではないとは思うのだが。

 以下の文章はプレジデントオンラインに、私が書いた文章である。

「12月に京都・清水寺で発表される今年の漢字は「嘘」に決定した。
それ以外にないと、私は思っている。これに似た漢字「偽」が選ばれたのが、年金偽装問題が起きた2017年であった。これは第一次安倍政権の時だ。
安倍晋三という政治家をひと言で表す漢字に「嘘」ほど適切な言葉はない。(中略)
妻・昭恵が親しくしていた森友学園理事長の国有地購入に便宜を図ったこと。安倍の腹心の友である加計学園理事長の進めていた獣医学部新設に安倍自らが便宜を図ったことは、事実であることはほぼ100%間違いないのに、安倍夫婦は嘘をつき続け、しらを切りとおしている。
最高権力者がついた嘘を、周りが寄ってたかって糊塗しようと、官房長官や大臣、秘書官、官僚たちまでが嘘に嘘を重ねてきているのである。異常というしかない。
集団思考の研究で有名なアーヴィング・ジャニスは、大統領とその側近がいかに優秀であっても、集団になると馬鹿げた意思決定をしてしまうことがあると、ベトナム戦争時のトンキン湾事件やウォーターゲート事件を例に出して分析している。
まして優秀ではない権力者が保身のために嘘をつけば、つじつまを合わせるために、官僚たちが文書を改竄するという犯罪的行為にまで手を染めてしまうのである。
愛媛県の中村時広知事は5月11日の記者会見でいみじくもこう指摘した。
『真実ではないこと、偽りのこと。極論でいえば、嘘というものは、それを発言した人にとどまることなく、第三者、他人をまきこんでいく』
困ったことに、嘘も百万遍いい続ければ嘘ではなくなるという空気、「安倍症候群」とでもいうべきものが日本中を覆い尽くしているのだ」

 そして最後に、

「これほど下劣な安倍政権を国民の4割近くがまだ支持しているということが、私には信じられない。あまりの安倍の言動の異常さに慣らされ、日本人の多くは善悪の判断ができなくなってしまった。そう思うしかない」

 同じようなことを、朝日で田原総一朗が書いている。

「重い責任のある人物たちが堂々と嘘を言い、それがまかり通っている。なぜ、日本はこんな国になってしまったのか」

 安倍や加計孝太郎、麻生太郎などが嘘をつき、何の責任も取らない。

「それでいて、朝日新聞をはじめ、どの新聞社の世論調査でも、安倍内閣の支持率は、何と上昇している。少なからぬ国民が安倍内閣を是認しているのである。これは一体どういうことなのか。私は困惑している」

 誰の考えることも同じである。嘘で固めた内閣など早く潰さなければいけない。

 現代は、新聞の世論調査は「RDD方式」というもので、これはコンピューターがランダムに発生させた電話番号にダイアルし、オペレーターか機械音声によってアンケートをとる。

 日経の調査で支持率52%と出たのは、一度わからないと回答しても、「あなたのお気持ちに近いのはどちらですか」と重ねて聞くため、支持と不支持が高めに出る傾向があるそうだ。

 昔は有権者名簿を持って面接訪問していたが、これだと全国で3,000のサンプルをとるのに3,500万円ぐらいかかる。

 今の方法でやるとコストは20分の1程度に抑えられるそうだ。

 こんないい加減な調査で、一喜一憂しても仕方ないようだ。

 さて、朝日新聞の信用度が低いという調査が、英国オックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所が毎年行っている国際的なメディア調査レポートで発表され、波紋を呼んでいる。

 1位が日経、2位が地方紙、3位が読売新聞、4位が産経新聞、5位が毎日新聞で、その下の第6位である。

 なぜなのかと、私は不思議に思うが、どうやら安倍に代表されるような右派からの声高な批判が、不信につながっているというのである。

 ポストは、今や朝日がスクープしても、世論は動かなくなっているという。部数低下のために影響力という点でもなくなってきているのに、いまだに朝日新聞というブランドにしがみついていると批判する。

 だが、このところの森友学園や加計学園問題を次々スクープしているのは朝日新聞だし、安倍政権と互角に渡り合い、安倍批判をしているのも同紙である。

 日経のような大企業や政権ベッタリの新聞が信用されていると思うのは、この調査を担当した人間の誤りである。

 オックスフォードやニューヨークタイムズといったブランドに目を奪われてしまうのが、日本のメディアの一番いけないところである。

 私は、朝日新聞が日本では一番信用のおける新聞であると思う。

 昨夜(7月2日)、早稲田大学近くの「志乃ぶ」というおでん屋で、『新・日本の階級社会』(講談社現代新書)を書いた橋本健二早稲田大学教授と痛飲した。

 橋本教授は、居酒屋にも詳しく、東京だけでなく、全国の居酒屋事情にも詳しい。

 飲んでいる時、現代を渡し、早稲田批判をやっていますねと水を向けた。橋本教授は、これについてではなく、先にあった総長選に触れ、安倍と親しい候補はダメだとツイッターなどで呟いたら、その候補は落ちたと話してくれた。

 現代によると、授業料や補助金をリスキーな海外の未公開金融商品に約1億ドルも投資することを決定したそうだが、経営の立て直しをやらずに一攫千金を狙うのでは、早稲田の将来も知れたものである。

 今は慶應と早稲田に受かると、相当な確率で慶應へ行ってしまうそうだが、イメージの薄くなった早稲田に魅力がないことは確かであろう。

 やや驚いたのは、「ワセ女」はあまりいい印象がないが、このところ「ワセ女」のイメージが様変わりして、女子大生向けのファッション誌の読者モデルに登場するのは「ワセ女」が多く、2015年は119人で、青山学院の117人を抜いたそうである。

 ちなみに慶應は44人で第10位。87年度には16%しかいなかった女子学生が、17年度には37%になっている。

 このままいけば早稲田も女子大になるはずだ。そのほうがいいかもしれないとOBは思うのだ。

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