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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 日テレ、eスポーツ事業で不況を救う?

日本テレビの「eスポーツ」事業参入は“テレビ不況”を救うか? ハイリスクハイリターン狙いで……

「AXIZ」公式サイトより

 日本テレビが、流行りの「eスポーツ事業」に新規参入。プロチーム「AXIZ」(アクシズ)を結成しメンバーを公募する。

 初戦はオンラインカード型ゲームのプロリーグに設定。メンバーには月額報酬30万円に加えて賞金、同局の番組やイベント出演の際に発生するギャランティーも発生し、バックアップするという。

 これまでゲームといえば余暇を楽しむ1つの娯楽として長年親しまれたが、それを「稼業」にする動きが近年、急速に進んでいる。

 8月18日から9月2日までジャカルタで行われる『アジア競技大会』では、eスポーツを初めて公開競技として採用。日本代表選手も誕生し競技に参加する一方で、日本オリンピック委員会(JOC)は「正式な日本代表ではない」としてユニホームや滞在費などのサポートは一切行わなず、開会式や閉会式への出席も不可。まだまだ十分な競技環境が整っているとはいえない状況だ。

 だが、2022年の中国でのアジア競技大会ではメダル競技として採用される見通しで、その先には五輪種目としての“格上げ”も期待される。

 民放テレビ局関係者は、日テレの参入に「他社が追随する前に先手を打った形。メダル競技となればアジア、世界に自局の名前を売ることもできるし、国内においても競技大会の主催などにおいて優位に進められる可能性が高まる」と指摘。本来のテレビ局の主な収入であるCMスポンサーの売り上げが年々厳しくなる中で“金のなる木”に先行投資、「ハイリスクハイリターン」を狙ったのが思惑のようだ。

最終更新:2018/07/03 16:00
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