渡辺麻友、『戦う!書店ガール』の“壮絶爆死”から3年……AKB卒業後初の連ドラ主演で真価問われる!?
#ドラマ #AKB48 #渡辺麻友
昨年12月でAKB48を卒業した渡辺麻友が、フジテレビ系「オトナの土ドラ」枠の連続ドラマ『いつかこの雨がやむ日まで』(土曜午後11時40分~/8月4日放送開始)で主演を務める。渡辺はAKB卒業後、初のドラマ出演にして、初の連ドラ主演とあって、“女優”としての真価が問われることになりそうだ。
同作で渡辺が演じるのは、ミュージカル女優を夢見る一人の少女・森村ひかり役。親しくしていたミュージカル女優が殺害される事件が発生し、その女優の恋人で、ひかりの兄・國彦が犯人として逮捕され、人生が一変。殺人犯の妹となってしまったひかりは、逃げるように故郷を去り、名字も母方の姓に変え、暗い生活を送る。15年後、出所した兄は無実を主張。かつて、兄を逮捕に至らしめた男と再会し、またも運命を翻弄されていく……というストーリーで、相応の演技力が必要とされそうだ。
2014年の「AKB48選抜総選挙」で、初の1位となった渡辺は翌15年4月期の『戦う!書店ガール』(フジテレビ系)で稲森いずみとダブル主演した。ところが、視聴率は最高が第2話の6.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低迷。第6話以降、3週連続で3%台を記録する非常事態となり、全10話予定のところ、第9話で打ち切りとなってしまった。全話平均は4.8%で、5%にも満たず。当時、人気絶頂で、プライム帯の連ドラ初主演だった渡辺にとっては、思い出したくない“黒歴史”に終わっていた。
その後、渡辺は17年5月から7月に放送された『サヨナラ、えなりくん』(テレビ朝日系)で主演したが、このドラマは秋元康氏のプロデュース作品で、一般のドラマとは趣を異にした。また日曜深夜0時40分開始という時間帯であったため、さして評価の対象とはなり得なかった。
AKB卒業後、渡辺はミュージカルに挑戦するなど、新境地開拓に躍起。6月29日発売の電子写真集『デジタル原色美女図鑑 渡辺麻友 ひとりだち』(文春e-Books)では、セクシーなドレス姿を披露しており、“脱アイドル”を図ろうとしている。
「フジの『オトナの土ドラ』は、枠自体が数字を持っていないため、低視聴率でも、とやかく言われることはないと思います。ただ、深夜のコメディドラマ『サヨナラ、えなりくん』のときとは、ワケが違います。今回の『いつかこの雨がやむ日まで』では、演技力が問われることになるでしょうし、今後プライム帯の連ドラでオファーが得られるかどうかを左右される大事な作品になりそうです」(テレビ誌関係者)
『戦う!書店ガール』での壮絶爆死から3年。“黒歴史”を払拭できるかどうかは、渡辺のがんばりに懸かっているといえそうだ。
(文=田中七男)
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