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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > ラバーガール全国ツアーへ!

ラバーガール“夢”の全国ツアーへ! その意気込みは「家族に見られるのが恥ずかしい……」!?

■人力舎という事務所

――人力舎さんは、吉本みたいに上下関係はあまり強くなさそうですが、一方で「すごく面倒を見てあげる」みたいなイメージもなくて。

飛永 ドライではありますね。

大水 事務所に動いてもらうには、具体的なものを投げないといけないっていうのはありますね。その分、これやりたい、これやりたくない、ということをハッキリ言える良さもある。

――とはいえラバーガールさんが、ほかの事務所にいるイメージも湧かないですよね。人力舎らしさは意識されていますか?

飛永 今となっちゃ、先輩たちもネタをそんなにやっちゃいないですけれど、やっぱ、矢作さんをはじめ、カッコいい人たちがいっぱいいるんで「そうなりたい」みたいな気持ちはどこかにはありますね。でも、後輩見ると、そういう世代でもないんですよ。仲良しお笑いサークルみたいな感じの雰囲気のほうが強い。

――スクールの延長みたいな。

飛永 営業で若手がやってるネタを、別の若手も同じやつやってたりして「あのネタって、誰々もやってたよね」って言うと「それは、みんなで共有しようっていうネタなんです」って。

大水 普通に、東京03さんのショートコントをやってたりするんです。若手の中では著作権フリーみたいなことになってるらしい。でも飯塚さんに聞いたら「いや、ぜんぜんそんなこと言ったことないし、現役でやってるネタだし」って。

飛永 結構、怒ってた。あと、毎年、後輩たちが先輩のネタをカバーするっていうライブがあるんですよ。本音を言ったらやられるの嫌ですけど、僕らだけ断るのも口うるさい先輩みたいでアレじゃないですか。でも前に一度、俺たちのネタやった後輩の動画見たら、ボケの方がおかっぱのカツラをかぶって、すげーいじられてたんですよ。

大水 最悪だよ。

飛永 見た目で笑いとってる(笑)。

――三四郎さんも、確かうしろシティの阿諏訪さんもそうだったと思うのですが、人力舎のスクールを卒業して別の事務所でブレイクするという、このパターンが多いのはなぜでしょうか。

飛永 時代として瞬発的に売れないといけないというか、わかりやすい人が売れる時代なんじゃないですか。人力舎に入っている時点で、そういうのに向いてない人が集まってる。ほんとは、そこで地道にコツコツやんなくちゃいけないんだけど、その前に解散しちゃうことが多いのかもしれない。

大水 先輩のネタをカバーしてる場合じゃないよ。

飛永 自分が3年目、4年目の頃、先輩のネタをカバーしろって言われたらヤダもんな。

大水 そのへんの感覚がまったく違う。

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