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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > 「TIF」のお台場開催、今年で最後?

フジテレビ『夢大陸』ステージ廃止の影響で、“マナーが悪すぎる”アイドルフェス「TIF」の規模が縮小……今年で最後に?

『TOKYO IDOL FESTIVAL 2018』公式サイトより

 毎年夏に東京お台場周辺で開催されている日本最大規模のアイドルフェスティバル『TOKYO IDOL FESTIVAL』(以下TIF)。今年は8月3~5日の3日間にわたって行われるが、その会場規模が縮小されている。

 フジテレビが旗振り役となって開催されるTIF。ここ数年は、フジがお台場エリアで毎年夏に開催しているイベント『お台場みんなの夢大陸』内のステージを利用していたが、今年は『夢大陸』が『ようこそ!!ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2018』という名称にリニューアルし、それに伴ってステージが廃止されたのだ。アイドルフェス事情に詳しい芸能ライターが説明する。

「今年のTIFは、去年までのメインステージがなくなって、去年の第2ステージだったZepp DiverCityがメインステージに繰り上げられたという状況です。一番大きなステージがなくなり、追加のステージもないので、規模はかなりの縮小です」

 さらに、これまで物販エリアとして使用されていた場所が、別イベントに使われるため、使用できなくなり、別の場所に移動するなどといった変更点もある。

「毎年恒例で行っているイベントなのに、場所すら確保できないというのは、なかなか珍しいこと。アイドルブームもだいぶ落ち着いているので仕方ないとしても、フジ内でのTIFの存在感は相当薄まっているのでしょう。同局は視聴率が取れなくて、懐事情もよくないだろうから、TIFが縮小するのは仕方ないと思いますよ」(テレビ局関係者)

 そもそもここ数年は、毎年開催されるかどうか怪しい状況があったという。

「2020年東京五輪の会場としてお台場エリアが使用されることが決まってから、土地利用のハードルが高くなっているとか。実は今年も五輪の準備などの影響で、TIFが開催できないかもしれないと噂されていました」(同)

 そんなTIFだが、数あるアイドルイベントの中では、最もマナーが悪いといわれている。

「SMILE GARDENという無料の野外ステージは、基本的にオープンスペースで、通行人がのぞくことができる。フェスの空気を誰でも簡単に味わえるということで、近くにテントを立てて、酒盛りしている客までいますよ。アイドルファンではなくても、野外でどんちゃん騒ぎができるからという理由で来る客は少なくないし、マナーが悪い客も多い。そういった状況があると、イベント開催を反対する声が増えてくるのは仕方ないことでしょう。フジ内部にもTIF反対派は少なくないようで、無条件に“毎年開催”という感じではないのです」(前出・芸能ライター)

 さらに、TIFがお台場で開催されるのは今年で最後という話まである。

「お台場全体が五輪仕様に変わっていく中で、エリアを荒らすこととなりかねないTIFを開催するのは、なかなか難しくなるでしょう。しかも、客のマナーが悪いとなれば、対外的なイメージもよくない。来年以降のTIFは、やるとしても、どこか屋内の会場でこぢんまりと開催されるる可能性があります」(前出・テレビ局関係者)

 今までの形のTIFは、今年で最後になるかもしれないという状況。アイドルブームも、いよいよ一区切りとなりそうだ。

最終更新:2018/06/29 12:00
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