本田、香川、岡崎……ハリルジャパンの”干されメン”がW杯で大活躍! いったいなぜ?
2018/06/26 14:00
#サッカー #W杯 #本田圭佑 #香川真司 #岡崎慎司 #ハリルホジッチ
「ザッケローニ監督の時にも示されていますが、日本は世界相手にも前線からの守備、コンビネーションを駆使してピッチをワイドに使った攻撃はできていた。ただ、ザッケローニ監督は、W杯前のコンディション調整と選手交代を含めたチームマネジメントでミスをしてしまった。それを受けてトーナメントでの経験豊富なアギーレ氏に白羽の矢が立ったのですが、八百長問題が勃発してしまい、ハリル氏が監督に就任しました。ただ、ハリル氏の戦術は日本人選手の特徴を生かさないものだった。かなり無理な状態でもロングボールを蹴らせていましたから。それもあり、選手たちから疑問の声が上がり、解任されました。そして、急きょ西野氏が監督が就任し、ザッケローニ/アギーレの路線に戻った。だから、両監督に重用されていた香川が生きているわけです」(同)
つまり、W杯で選手たちが急にレベルアップしたわけではなく、能力を発揮できる戦術が用意されたということだ。
ハリル氏を解任するまでの日本サッカー協会のプロセスは不明瞭で、糾弾されるべきではある。ハリル氏が怒るのも当然だ。だが、ハリル氏を解任し、ザッケローニ/アギーレの路線に戻し、「日本人選手の特徴が世界でどこまで通じるか」にトライしたことは評価されるべきである。なぜならば、実際に通用しているからだ。
このままの勢いでグループリーグを突破するようであれば、ハリル氏解任という判断は、プロセスは別として正しかったといえるだろう。
(文=TV Journal編集部)
最終更新:2018/06/26 18:23
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