市川海老蔵、亡き妻・小林麻央のブログ“書籍化断念”……原因は世間体ではなく“治療行為”にあり!?
#小林麻央 #市川海老蔵
歌舞伎俳優の市川海老蔵が6月24日、会見にて昨年6月22日に乳がんのため亡くなった妻・小林麻央(享年34)のブログ「KOKORO.」の書籍化を断念したことを明かした。
海老蔵は理由について「やることが人々の救いになる部分もあるんですけど、違うふうに受け止める人もいる」と発言。ネットではブログについて批判的な書き込みもあるなどし、このような状況での出版について「せっかく情熱を、愛情をもってやっていても、逆の効果も昨今、あるじゃないですか。それは彼女(麻央)も望んでいないから、作ったけど出しませんでした。多分出さないと思う」とやるせない心境を吐露していた。
この海老蔵の決断について、世間からは「一部の声など気にしなくてもいのでは」「出版待っています」「海老蔵がんばれ!」と励ましの声が寄せられている。しかしその一方で、この海老蔵の決断を疑問視する声も浮上している。
「海老蔵さんといえば、お子さんたちへの将来への投資や、父親の代から続く松竹への借金が20億あるなど、お金はまだまだ欲しい状況のはず。通常の海老蔵さんなら、多少の批判はものともせず、出版に踏み切ると思うのですが……」(梨園関係者)
麻央といえば、標準治療を拒否して民間療法を選択していたことが報道され、世間でさまざまな議論がなされたことがある。麻央は都内の大学病院に入院しながら同時に民間療法も受け、最後まで通い続けていたのが東京・南青山のクリニックだった。
「麻央さんは総額1億円とも言われる多額の治療費をこちらのクリニックで使ったと言われています。しかし、同クリニックの院長が再生医療安全性確保法違反で逮捕されてしまい、有罪判決を受けています」(週刊誌記者)
海老蔵が無視することができない声というのは、書籍を出版することによって、このような民間療法を広めてしまうという意見ではないのか、と医療関係者は語る。
「気の毒なことですが、麻央さんが行っていた民間療法はあまり意味がなかったと見る医療従事者が実際、かなり多いのは事実です。麻央さんがやっていた治療法を広めるべきではない、と医療関係者や実際の闘病中の患者、その家族からかなりの声が上がっているのではないでしょうか」
さまざまな問題はあるものの、麻央の闘病中の前向きな生きる姿勢ががん患者の心の支えになっていたという事実はとても大切なこと。いろいろな問題をクリアして、いつか書籍出版の運びになってもらいたいものだ。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事