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日刊サイゾー トップ > 社会 > メディア  > フジの“タブー”破りに関係者困惑

フジテレビが“業界タブー”破り……CMとの融合ドラマに関係者困惑中

フジテレビ『名探偵コジン~突然コマーシャルドラマ~』番組サイトより

 視聴率低迷で苦しむフジテレビが、今度はCMと融合させたドラマを制作。20日深夜に放送されるが、関係者からは早くも「何をやってるの?」と大ブーイングが起っている。

『名探偵コジン~突然コマーシャルドラマ~』と名付けられた作品は、探偵が主人公のドラマの中にCMを入れ込む手法で放送される。大手広告代理店とともに陣頭指揮を執ったのは、今年3月に終了した『めちゃ×2イケてるッ!』のプロデューサーを務めた明松功氏だ。

 そもそも放送法でCMと番組を完全に合体させるのはタブーで、さらに近年問題となっているステルスマーケティングに抵触すれば、瞬く間に大炎上する危険性を抱えている。

 それだけに同局関係者は「制作費もなく、かといってジリ貧になるのも嫌。なんとか新しい形で商売をして話題を生みたい気持ちはよくわかるけど、その前に長時間の会議をカットしたり、局員への給料をもっと減らして制作費に回すなど、やることはある。それを『新たな形で』と張り切るのはいかがなものか」と怒っており、今回の施策も「成功する可能性はかなり低いのでは」と厳しい目で見守っている。

 原点を大切にすべきと考えるのは身内も同じようだ。

最終更新:2018/06/20 19:30
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