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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > よしもと女性芸人が、マネジャー離れ

よしもと女性芸人軍団の“マネジャー離れ”顕著に? 友近を「旗振り役」に進む自己管理

吉本興業公式サイトより

 よしもとクリエイティブ・エージェンシーといえば、日本における最大のお笑い芸能事務所であるが、その一方で芸人の待遇が悪いともいわれている。

「若手のギャラ配分が『事務所:芸人=9:1』だといわれています。売れていくにつれて、芸人の配分も増えるそうですが、若手時代は確かに厳しいようですね。ただ、その分、他事務所と違って自前の劇場が多く、仕事が絶えないというメリットもあります」(お笑い関係者)

 そんな吉本では若手芸人の数が多いため、1人のマネジャーが複数の芸人を担当することとなっている。しかし、あまりに担当芸人が多すぎるがゆえのトラブルも少なくないというのだ。

「1人のマネジャーで3組くらいの芸人を見るのであれば、まだ大丈夫かもしれませんが、下手すれば1人で10組くらいを見ることもある。そうなったら、スケジュールを管理するのも一苦労だし、もちろん現場についていくこともできない。当然ながら、いろんなトラブルが発生しますよね。芸人がスケジュールを把握しておらず、飛ばしてしまうこともあれば、いざ現場に行ってみたら、仕事内容が聞いていたものと違うこともある。普通ならマネジャーがトラブルを処理するところ、吉本の場合はマネジャーが現場にいない場合も多く、芸人自ら処理するということもあるようです」(同)

 そういった状況下で仕事などしていられないと、最近はマネジャーを信用せず、さまざまな雑務を自ら積極的に行う芸人も多いようだ。

「例えば友近さんなんかは、マネジャーに任せることなく、自分から動いていますね。ネタに対するこだわりも強いので、マネジャーのミスで仕事を邪魔されるのが嫌みたいです。番組内容を自分で確認したり、インタビュー原稿も自分でチェックしたりしているようです」(テレビ局関係者)

 そんな友近に感化され、他の女性芸人たちもまた、自分たちで自分の身を守るようになっているという。

「森三中や椿鬼奴、ハリセンボンなどは、少なくともマネジャーに任せっきりということではなく、積極的に自分から意見を出すようにしているようです。現場で揉めて損をするのは、マネジャーではなく芸人の方ですからね。特に吉本内の女性芸人の間ではそういった意識が高まっていて、『できることは自分でする』『マネジャーは信用しない』といった考え方が相当広まっているようです」(同)

 吉本の女性芸人に売れっ子が多いのも、マネジャーに足を引っ張られないように、高い意識で仕事に取り組んでいるからなのかもしれない。

最終更新:2018/06/18 10:00
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