あのモンスターに一体なにが……!? ジャイアント白田「体調不良説」を本人に直撃!
#インタビュー #水曜日のダウンタウン
――白田さんが引退を決めたきっかけは?
白田 もともと30歳までに自分の店を持ちたいなと考えていました。それはフードファイターになるずっと前から。フードファイターのトレーニングって、ものすごく時間がかかるんです。ひとつの大会に向けて、最低でも3カ月は必要。めっちゃ食べて胃を少しずつ広げていくみたいなイメージなんですけど、でもすごくおなかいっぱいになったら、いろんなことめんどくさくなるじゃないですか(笑)。そういうわけで、トレーニングが一日仕事になっちゃう。単純に自分の将来の夢に対して時間が取られすぎちゃって、このままフードファイターとしてやっていくのもなぁ、潮時なのかなぁっていうのは、割と早い段階で考えてましたね。
――3カ月間……途方もないですね。
白田 途方もないですし、孤独。トレーニング期間中は、「俺なんでこんなことしてるんだろう」って、ただただ思ってましたね。自分はフードファイターになりたかったわけではなく、自分の店を持ちたいと思ってやってきたけど、「タレントが店を出した」みたいな感じで言われますしね。
――白田さんとしては順番が逆だったわけですね。
白田 タレントを目指していたわけではまったくないし、有名になりたいみたいな欲求も全然なかったんですよ。
――でも、現実として自分の名前がどんどん世間に知られていき……それに違和感はなかったですか?
白田 そうですね……途中でもう慣れちゃいましたけど(笑)。最近はそこまでテレビに出てないですし、あったとしても月に数本……でも相変わらずインパクトあるし(笑)、どこに行っても顔は指されますけど。違和感というか「もういい加減忘れてよ」とは思いますね。
――『水曜日のダウンタウン』は大きいと思うんですよ……。番組内での「ポンコツ」的な立ち位置については、どう思われますか?
白田 なんとも思わないですよ(笑)。好きに使っていただいて結構ですと。
――懐が深い!
白田 そんなことはないですけど(笑)。
――やっぱり、回数よりもインパクトだと思うんですよ。
白田 江頭さん的な感じですかね(笑)。
――テレビ出演に関しても、食べる仕事はもうあんまり……でしょうか。
白田 そうですね。量食べる仕事は、ほぼほぼ断ってます。『水曜日のダウンタウン』も、僕が食べられない前提で呼ばれてる(笑)。
――だって全盛期の白田さんを知っている身としては、「どこか体調悪いのかな……」と思ってしまうんですよ。
白田 確かに確かに。でも、体調はすこぶるいいです。問題ないです。たまに「また挑戦してみたいな」って思うことはあるんですよ。でも、いざトレーニングするか……となると、そんな気はさらさらなくて(笑)。
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