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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 眞子さま、小室圭さんとの別れ決意?
週刊誌スクープ大賞

眞子さま“箱根湯本へ1泊旅行”で小室圭さんとの別れ決意か? もう6カ月もデートなし……

 さて、現代にいこう。グラビアページには、後ろに野崎氏の遺影が見える通夜の席で、家政婦と妻が並んで座っている。

 手前には鮨が入った折があり、ウーロン茶が何本か置かれている。まだ通夜の始まる前であろう。

 妻が家政婦に話しかけている。目線があるので、家政婦の様子は分からない。妻のほうは確かに唇が綻んで、笑っているように見える。

 わずか数カ月結婚していただけだから、悲しめというのは無理があるかもしれないが、少なくとも、死者を悼んでいるという雰囲気は感じられない。

 本文へいこう。6月4日、東京にあるマンションから和歌山に帰るS(妻のこと)を、羽田空港で大勢のマスコミが取り囲んだ。

 そこで彼女は、「もういいかげんにして、私は犯人じゃない」といい、スマホで撮影している記者のスマホを取り上げ、地面に投げ捨てたという。

 普段はおっとりしている彼女がこうしたことをするのは、相当イライラがたまっているのではないかと、記者は見ている。

 この事件には大きな謎がいくつかある。覚せい剤を誰がどこから入手したのか。死亡推定時間は21時だが、20時に2階で物音がして22時に遺体を発見しているが、その時は死後硬直で身体がカチカチだったというが、硬直が早すぎないか。

 野崎氏が娘のように可愛がっていた愛犬が突然死んでいるが、これとの関係はどうなのか。

 件の記者によれば、Sと結婚しても、野崎氏は常連の高級交際クラブで女性を紹介してもらって遊んでいたという。

 それはSも承知していて、野崎が愛人から来たメールを見せていたこともあったという。そこには、「アホ、バカ、死ね、この短小包茎!」。

 Sは、北海道札幌の高校在学中からすすきののガールズバーに勤めていた。卒業と同時に独り暮らしを始め、市内の美容専門学校に通いながらホストクラブにはまっていたという証言もあるそうだ。

 海外旅行などにも行っているそうだが、それだけのカネをどうして稼いだのか。私生活には謎が多いようだ。

 また家政婦にも警察は疑いの眼を向け、六本木にある彼女のマンションも家宅捜索している。

 野崎と彼女との付き合いは20年以上になり、10日ほど田辺の家に来て、野崎の世話をしていた。手当は1万円だったのが、最近1万5000円になったそうだ。

 野崎という人物、女とやることにはいくらでもカネを出すが、他にはあまりカネを使わないタイプと見える。

 家政婦の娘と結婚させてくれと、彼女にいっていたそうだが、「あんな助平ジジイはダメって断っているのよ」と苦笑いしながら、記者に話したという。

 先にも触れたが、この家政婦の元夫は覚せい剤で4回も逮捕されているそうである。

 また、愛犬が死んだときは家政婦に対して、「お前が、イブを殺したんだ!」と怒鳴ったそうである。

 だが、記者とSと家政婦で話した時、家政婦はこういったという。

「私を疑わないでね。ホントにやっていないんだから。私が社長を殺しても財産が入るワケでもないし。Sちゃんは入るけどねえ~」

 記者はSに改めて事件のことを聞いた。

 もちろん彼女は「自分はやっていない」といい、この家は誰でも簡単に出入りできたと話す。

 第三者の可能性を示唆するのだ。

 防犯カメラについては、

「去年、強盗が入ったときも防犯カメラがうまく作動していなかった。GW中も社長の愛人らしき人たちが何人も出入りしていたし、知らないおばさんが家にいて『新しい家政婦です』って名乗られることもあった」

 37億円ともいわれる相続については、正直そんなにないと思う、会社の経理の人も、赤字があるので整理したとしても10億円ぐらいじゃないかといっていたと話す。

 ということは、早くも相続がいくらになるのか、聞いているようだ。

 野崎との夫婦生活は、「夫婦関係というよりも介護」という感じだったという。

 記者が、あなたが事件に関係していることは?

「それはないです。でも(家宅捜索で)変なものが出てこないか怖い」

 和歌山県警は、捜査対象を妻と家政婦に絞っているようだ。だが、殺せば自分たちが疑われることは間違いないのに、やるだろうか。

 11日、妻や親族に対する取材について、弁護士から「慎重な対応」を求めるFAXが送信されたとデジタルデイリーが報じている。

 FAXには「『野崎幸助氏の妻から各報道機関による取材・報道に関し、依頼を受け代理人に就任いたしました』という弁護士事務所が送信。特に妻に対する過熱報道に『本人も心を強く痛めて』いる状態であるとし、『夜中に本人の家族の自宅に来て取材を申し入れる等の行きすぎた取材や、憶測に基づく記事・報道による名誉侵害、肖像権の侵害が多数散見されております』」と書かれているという。

 今後の行きすぎた取材については「法的措置も含めて、厳重に抗議」するとしているそうだ。

 野崎氏は元々金貸しで儲けた人だけに、恨みを持っている人間は少なからずいるのではないか。いいミステリーならば、思いもかけない犯人が出てくることになるのだが、この結末いかがなりますやら。

【巻末付録】

 現代は、「実録官能小説 痴情の楽園」。こういうもので興奮する読者がいるのだろうか。私には昔から疑問なのだが。

「過去最大のセクシーショット連発! 佐野ひなこ 最高のボディ」。ヘア・ヌードはないが、なかなか可愛い子だ。

「ドキュメント・グラビア 濡れる女 春菜めぐみ(27)」。袋とじは「『昭和30年代生まれ』に贈る 青春ブロマイドBOOK」。アン・ルイスやフラワー・メグ。懐かしいけどね。

 ポストは、「英誌&本誌が調査 最高のセックスシンボル124人」。1位がガル・ガドッドだって。映画『ワンダーウーマン』でブレイクしたそうだが、私にはちょっと。2位はエミリア・クラーク。映画『ゲーム・オブ・スローンズ』の王女役で注目されたそうだが、これも未見だし、私のタイプではないな。

「女優で時代が甦る 大竹省二と『女』たち」。八千草薫がいいね。袋とじは「ロシアより愛をこめて」。ロシアW杯を記念したロシア女性33人の裸。

 だいぶ前になるが、ロシア(当時はソ連)のモスクワで1週間滞在していた時、ロシアの女性と知り合い、彼女のアパートへ行ったことがあった。

 20代前半の美人。全身抜けるような肌の白さがとても印象に残っている。

 というわけで、今週はどちらも日本代表のサッカーみたいに決め手不足で引き分け。
(文=元木昌彦)

最終更新:2018/06/11 21:00
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