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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 眞子さま、小室圭さんとの別れ決意?
週刊誌スクープ大賞

眞子さま“箱根湯本へ1泊旅行”で小室圭さんとの別れ決意か? もう6カ月もデートなし……

 10位は現代の巻頭特集。名医が自分で買って飲んでいる市販薬を上げているが、これはなかなかいい企画である。

 風邪薬や胃腸薬などは私もよく買うが、どれがいいのかよくわからない。薬局は、だいたい儲けの多い薬を表に出し、いま一番売れているなどと書いているが、どうも素直に信じる気にならない。

 だいぶ前に、知り合いの医者に、風邪で喉が腫れたり頭が痛いときには何を飲むのか聞いたことがあった。

 すると、よほどひどくないときはロキソニンを飲んでますね。治りはしないけど、痛みは和らぐし、飲み過ぎなければ胃にも負担がかからないし、重宝していますよ。

 以来、ロキソニンを大量にもらって、腰の痛みなどにも使っている。

 ここでも鎮痛、解熱にロキソニンSがあり、湿布薬にもロキソニンSテープがある。

 風邪薬にはツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A、胃腸薬にはガスター10やパンシロンGなどが載っている。

 花粉症やアレルギーには、アレグラFXやクラリチンEXなどがある。安心して薬を飲みたい方は、読んでみるといい。

 新潮が、7場所連続で休場している稀勢の里横綱が、スレンダー美人を自分のマンションに2連泊させたとグラビアページで報じている。

 小人閑居して不善をなす。諺通りのことをやってくれるね。

 野球賭博で球界を追われた笠原将生(27)元巨人軍投手が、新宿・歌舞伎町のホストクラブで働いていると、やはり新潮が報じている。

 それも巨人当時のユニフォームを着て、バースデーイベントをやっていたというのである。

 グラビアページに客とVサインをしている笠原が写っている。こういう体はドデカいが童顔の男に惚れて通う女性はいるようで、なかなかのモテようである。

 ユニフォームを勝手に使われた巨人のほうは怒り心頭だろうが。

 昨今、だらしない人間がやたらと目立つが、大阪地検特捜部初の女性部長になった山本真千子も同様である。財務省の決算文書改ざんについて、佐川宣寿をはじめとした38人全員をシロにし、不起訴にしてしまった。

 その上、世論を怖れてだろう、異例の釈明会見まで開いたのに、内容は差し控えるというばかり。

 結局、検察というところも、政治的な縛りから逃れられないということを自ら立証して見せただけに終わった。

 新潮で若狭勝元東京地検特捜部副部長がいっている。

「ズルズルと尾を引いていくと、自民党総裁選に影響を及ぼすことになる。それを防ぐための、政治マターの不起訴の匂いがする」

 ポストでノンフィクション・ライターの森功が、やはり「政治判断の捜査終結という以外に言葉が見当たらない」と書いている。

 その理由は、「仮に佐川を逮捕・起訴すれば、少なくとも公判の中で、なぜ犯行に手を染めたのか、誰の指示があったのか、それらを明らかにしなければならない。換言すれば、大阪地検はそれを避けたともいえる」。検察まで安倍に忖度では、この日本、真っ暗闇ではないか。

 昨夜、そう考えていたら、10時過ぎに新潟県知事選の結果が出た。思わず「新潟負けた! 日本も死んだ!」と叫んだ。

 差はわずかとはいえ、自民、公明の支持を受け柏崎刈羽原発の再稼働に動くであろう花角英世を当選させてしまった。

 せっかく、森友学園・加計学園問題で嘘をつき通している安倍を追い詰めるチャンスだっただけにと、地団太を踏んだ。

 新潟の有権者には悪いが、この選挙結果が崩れかけていた安倍政権の息を吹き返させ、もし総裁選で安倍が三選を果たしたら、後々まで悔いの残る「選択」として記憶されることになるかもしれない。

 高額の所得を得ている会社員だけではなく、ほとんどの勤め人が果てしない残業を強いられ、過労死する人間が続出する。カジノ開設により、ギャンブル依存症が日本中にまん延し、借金を抱えて強盗や殺人事件が続発する。近々必ず来る巨大地震で、再び原発事故が起き、日本の半分以上の県で人が住めなくなる。憲法改悪で、徴兵制が復活する。沖縄は核実験場として、アメリカの統治下に置かれる。こんな悪夢が現実になる日が来る。

 先日、『地図から消される街 3.11後の、「言ってはいけない真実」』(講談社現代新書)を書いた青木美希朝日新聞記者と話した。

 彼女は朝日新聞の評判になった連載「プロメテウスの罠」で、手抜き除染の実態などをスクープして3度の新聞協会賞を受賞している。

 この本には、いまだに除染作業が一向に進まないことや、それなのに国と自治体は、避難解除をして避難者たちの気持ちを無視して、帰還させようとしていることなど、当事者の証言で裏付けしている。

 だが帰還率が4.3%しかないところもあり、自治体も帰還者の人数を公表しなくなってしまった。

 子どものために地元を離れ、他郷で暮らす母子避難者たちの多くは、夫婦仲が壊れ、地元民からは「裏切り呼ばわり」され、追い詰められて自殺する者までいる。

 年間1ミリシーベルト以下というのを、なんの根拠もないまま年間20ミリシーベルトまで“大丈夫”だといわれ、帰らない奴は非国民とでもいうように、補助金を打ち切り、避難者たちを見殺しにしている。

 会うなり、彼女にこういった。「これを読むと、怒りというヤワなものではなく、国に対して“殺意”を抱きます」。日本人という生き物は、忘れてはいけないことさえ、簡単に忘れてしまう。

 福島に続き、新潟がそうならないという保証はない。それなのにこういう選択をするのか。絶望はしないが、日本という国がどんどん嫌いになっていく。

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