片山晋呉“プロアマ問題行動”は、今回だけじゃない! 悪評噴出でスポンサー消失危機
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永久シード選手でもあるプロゴルファーの片山晋呉が、5月30日の「日本ツアー選手権森ビル杯」のプロアマ大会で、招待客を怒らせる態度を取ったことが大問題となっている。日本ゴルフツアー機構は6月中に開催する懲戒・制裁委員会で、重い処分を下す可能性を示唆した。
機構の処分規程では、「懲戒」として除名と出場停止が、「制裁」として制裁金(罰金)と厳重注意が設けられているが、「同伴アマチュアに不快感を与えるような態度」には、初回30万円、2回目50万円の制裁金、3回目以降は100万円の制裁金と、除名もしくは出場停止の懲戒処分が科される。
片山が過去にこの処分を受けていなければ、罰金30万円で終わる可能性もあるが、処分は別にして、片山が周囲を怒らせたのはこれが初めてではなかった。
「この人、常に態度悪いでしょ。これまでに何度かプロアマで見たけど、ファンに対してだけではなく周囲の人に対する態度も悪いと思うよ」
「テレビカメラのない場所では極端に態度が悪い。本当に嫌な奴と言う感じ」
「北海道で見に行った時の片山の態度はあまりにひどかった。それ以来、見るたびにそのことを思い出す」
「今回ブチ切れた御仁以前に、何人もの犠牲者がいたことを認識しなければいけない」
ネット上でこんな声が散見されるほど、一部ゴルフ好きの間では「片山の態度が悪い」ことは有名だった。過去のプロアマ大会でその姿を目の当たりにしたことがある男性によると、「初対面のアマプレイヤーに対して挨拶もろくにせず、敬語も使わないでモノを言ってたんです。相手が社交辞令で何か言っても『あ、そう』とか『興味ない』とか一言返すだけ。こういう人間がプロをやっているというだけでゴルフのイメージは最悪だと思いました。実は自分が見たとき、不快に思った参加者が大会側にクレーム入れていたんですよ。プロはギャラもらって参加しているのに、と。でも、結局は何もおとがめなし。なぜか今回は大騒動になっていますけどね」。
事実、ゴルフ関係者に聞いてみても「過去、機構は大会に遅刻や悪態などの規定違反をしても、世間的に大きな事態になっていなければ不問だった」という話が聞かれた。
「対象が大物選手であれば、なおさら」と関係者。しかし、今回、これだけの事態になったのは怒らせた相手が“大物”だったからだといわれる。
問題のプロアマ戦は、主要大会前にスポンサー企業が顧客を招待するなどして、出場プロを招待客3人と組み合わせてラウンドする接待イベントで、招待客の多くは希望したプロとプレーするのが基本だ。しかし、片山は当日、途中で「前の人たちが詰まって時間が空いた」と招待客を放置し、素振り練習を始めてしまい、招待客が激怒。「ホストの役目をしていない。人を馬鹿にしている」と主催者側に猛抗議したという。
前出男性は不動産会社に勤務する役員で、「かつて提携先の会社社長がやはり片山とトラブルになっていた」という話もした。
その社長は、巨乳タレントと結婚して話題になった人物で、大の有名人好き。TUBEの前田亘輝や大相撲の元大関千代大海、巨人の阿部慎之助らとの交遊で知られており、片山とも以前、食事する機会があったという。
「そのときの片山の態度が最悪で、『あいつは最悪の性格だ』と怒っていたんです。この社長もその後、事件を起こして逮捕された問題人物ではありますけど、有名人に対しては八方美人なタイプだったんで、それでいて怒るってよほどでしょう。片山の悪態はアマゴルファーに対してだけじゃないということ」(同)
関係者からは、片山は4年前のプロアマ大会参加をめぐってもスポンサーから苦言が出ていたり、最近はそんな片山の態度をマネる若手ゴルファーが増加しているという話もある。しかし、下手すれば億単位で金を出すスポンサーを失うゴルフ業界。今回、片山に甘い処分で終わらせたら沈没しかねない事態だ。
(文=片岡亮/NEWSIDER)
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