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日刊サイゾー トップ > 海外  > 大手飲食チェーンでよだれ油

中国大手飲食チェーンで“よだれ油”や“ゾンビ肉”の使用が発覚! 「腹を壊した」との報告も

消費期限切れの肉もゾンビ肉として蘇る
南昌店では、モップ用のバケツでコップを洗っていた

 これまでこの種の事件は、個人経営レベルの小規模店舗で多発していたが、今回は大手企業が展開するチェーン店で起きただけに、世間に与えたインパクトは大きい。ネット上では「どうりで食べた後に腹を下すわけだ」「見るだけで吐き気がする。もう二度と行かない」「大手なら、油を交換するくらい大したコストじゃないだろ」などと非難が殺到。一方で「どこの店でもやってるだろ?」と冷静な意見も多かったほか、「うちは油の使用は1回だけ。でも、唐辛子を再利用している」といった店側からの暴露まであった。

 成都市食品薬品監督管理局は、小龍坎の直営店12店舗を立ち入り検査したが、違法行為は確認できなかったという。しかし逆にいえば、店舗の大半を占める加盟店ではやりたい放題だった可能性が強い。

 事態を重く見た同社は6月2日、監視カメラを設置していないすべての店舗に3日以内に設置すると発表した。しかし、ネットでは「この記事は、小龍坎がお金を払って報じられたPR広告?」「何日かして監視カメラが壊れた、なんてことだけはないようにしてほしい」と反応も手厳しい。小龍坎の前途は多難だ。

(文=中山介石)

最終更新:2018/06/11 14:00
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