『あなたには帰る家がある』中谷美紀一家の絆再生シーンに「感動しない」「脚本家ゴミ」と視聴者大激怒!
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■綾子ついに犯罪の道へ!
これまで視聴者に恐怖を与えてきた「綾子事変」。しかし今回、佐藤家の絆の再建が主軸となっていたため、秀明と結婚の約束もしていないのに、ハローワークで「結婚が決まっているので」と言ったり、ずぶ濡れで秀明の住むアパートを訪れて着替える姿を見せたり、古びた食堂で働いているのに秀明には「お客にお酒を出す仕事だから慣れなくて」と言って心配させようとしたりと、イライラはするものの、これといって、叫びたくなるようなシーンはなくトーンダウン……。
「今週は『綾子事変』はないのか〜」と残念に思っていたのですが、なんと綾子は、秀明のアパートの合鍵を見つけ、これを持ち去ってしまうという罪を実行してしまったのです。これには、視聴者からも「おい、それは窃盗罪だぞ!」というツッコミが殺到。
ストーカー規制法にも触れ、その上、窃盗罪までしていますから、逮捕されてもしょうがない女となってしまった綾子。あと2話でどんな狂気を見せてくれるのか、本当に楽しみです。
■娘役の桜井ひよりに賞賛の声
同ドラマは演技力がある俳優で固められており、毎回主要人物を演じる4人に対し「演技がうまいから安心して見られる!」との声が上がっているのですが、今回は娘役の桜田の演技に賞賛の声が続々と上がっていました。
特に、陸上県予選の会場で同じ陸上部員たちから、両親の離婚を話しのネタにされ、つらくて逃げ出し、泣きながら本音を明かすシーンでは「こっちも泣けてくる!」「麗奈のつらさが伝わってくるわ〜」という声が上がっていたほか、面会日に秀明を軽蔑し、泣き出すシーンには「本当に怒っているように見える!」「泣きの演技の迫力がすごい!」との声が。
2011年公開の映画『はやぶさ/HAYABUSA』で成田ひのり名義で女優デビューし、『明日、ママがいない』(日本テレビ系)のピア美役で共演の芦田愛菜に負けない演技力を発揮し注目されただけある! まだ15歳という若さですが、ウィキペディアにはすごい数の出演作が書かれており、スタッフからも評価されているよう。桜井が“ポスト安達祐実”と呼ばれる日もあるかもしれません。
■ご都合主義のストーリーに悪寒を感じる人が続出
不倫をテーマにしているだけあって、いつもはハラハラドキドキする展開があるのですが、今回はちょっと趣向を変えて“家族の絆の再生”が主軸に。しかし、視聴者からは「は? 何これ?」「全然感動しない」「脚本家ゴミ!」といった散々な声が上がっていました。
特に多かったところは、面会日に秀明を軽蔑するあまり、逃げ出す麗奈を追いかける秀明、そんな2人を見掛け、真弓も追いかける、というシーン。踏み切りの遮断機が下がってきてしまい追いかけられなくなった秀明が、線路の向かい側にいる麗奈に「頑張れ~頑張れ~」といきなり応援し始め、さらに真弓もそれに加わるという内容なのですが、あまりにも唐突過ぎて、「このシーンはあり得ないな」「これ感動シーンのつもりなの!?」「違う、こんなの求めてない」「親のせいでズタボロやのに 頑張れ頑張れって鬼畜すぎるだろ……」といった批判的な声ばかり。誰ひとり「感動した!」「家族の仲戻ってよかったね!」とは言っていませんでした。
また、秀明が不倫し離婚に至った経緯を学校中に広めた親友と麗奈が和解するシーンでは、麗奈が「なぜ、秘密といったのにバラしちゃったの?」という質問を親友にするのですが、これに親友は「ごめん。ごめんね」としか言わない。それなのに麗奈は許して和解するんです。これ、おかしいですよね。だって質問に親友は答えてないのに、なぜ許せるんでしょうか? 麗奈は親友がバラしてしまったために、悩んで苦しんで、県予選もバックレたんですよ。相当怒っているはず。なのに、すぐ仲直りするのはおかしすぎ。時間の都合かもしれませんが、ご都合主義すぎて、視聴者はドン引きしていました。
いつも重い展開ばかりなので、ここでちょっと家族の話でブレイクタイムという制作側の思惑があったのかもしれませんが、あまりにも内容がご都合主義すぎてしまい逆効果。不倫ドラマがもともとのテーマですから、こういう家族再生はすべてが片付く最終回の残り3分の1ぐらいで十分。不倫ドラマとして楽しんでみていた視聴者にとって今回は、拷問だったようです。
以上、8話のレビューでした。
次回、ついに4人が集まり、直接対決となるようです。一体どんな話し合いが繰り広げられるのか。綾子は目を覚ますのか……。同ドラマの重要な回となりそうですので、放送を期待して待ちましょう!
(どらまっ子KOROちゃん)
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