NEWS小山慶一郎&加藤シゲアキ、未成年との飲酒騒動で処分!「スルー不可、忖度なし」ジャニーズ事務所の現状
#ジャニーズ #NEWS #小山慶一郎 #加藤シゲアキ
5月下旬にネット上に流出した音源がきっかけとなったNEWSの小山慶一郎(34)と加藤シゲアキ(30)の“未成年飲酒騒動”。音源には、小山と加藤が参加していた飲み会の様子が録音されており、小山とみられる男性が一気飲みのコールをしている。そして、その一気飲みを勧められていたのが、19歳の少女だったというのだ。
6月7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)6月14日号と「女性セブン」(小学館)6月21日号は、それぞれ今回の未成年飲酒騒動を報じている。
「ネット上でウワサになっていただけなら、ジャニーズ事務所もスルーできたとは思いますが、週刊誌に報じられたことで、無視することはできなくなったということでしょう」(芸能事務所関係者)
両誌が発売された6日、ジャニーズ事務所は小山を一定期間の活動自粛とし、加藤を厳重注意の処分にすると発表した。さらに、小山は同日、自身がキャスターを務める日本テレビ系『news every.』の生放送に出演。飲み会に同席した女性が未成年であることは知らなかったと説明したうえで、自分の振る舞いは不適切だったとして謝罪した。今回の処分について、ベテラン週刊誌記者はこう話す。
「警察沙汰になった場合は別として、これくらいの騒動であればジャニーズ事務所が完全スルーを決め込むことも珍しくなかったはず。例えば、2008年に『週刊現代』(講談社)が報じた嵐・大野智の大麻吸引疑惑や、00年に『噂の真相』(噂の真相)が報じた中居正広の妊娠中絶強要スキャンダルなどは、完全スルーでした。そのほか、ジャニーズJr.のメンバーによるDV疑惑や、風俗店トラブル報道などもありましたが、いずれもスルー。仮に処分があったとしても、事務所内部で済ませて、外部に発表することはありませんでした。しかし、今回は処分もして、本人に謝罪させた。元TOKIOの山口達也の事件の影響もあってか、ジャニーズ事務所が変わってきている証拠ですね」
今回スルーできなかったのは、小山がニュースキャスターを務めていること、さらに加藤もワイドショーにコメンテーターとして出演していることが影響しているようだ。
「いわば2人は“ニュースを報じる側”なので、仮にジャニーズ事務所がスルーしようとしても、番組としてはスルーしにくい。特に小山はキャスターですから、もしスルーしたら、『日本テレビが騒動を隠蔽している』と捉えられてしまう可能性もあるわけですからね。そういう意味では、小山が謝罪したのは、日本テレビ側の意向も少なからず影響しているということだと思います」(同)
山口達也の事件を最初に報じたのは、山口と被害者との出会いの場となった番組『Rの法則』(NHK Eテレ)を放送していたNHKだった。NHKとしては、他社に先に報じられることで、隠蔽を疑われるくらいなら、自社で先に報じたほうが得策だという判断があったと言われている。
「報道機関としては出演者を守ることよりも、リスクを回避することが大事。しかも、『週刊文春』を敵に回すとなると、なかなか厄介ですからね。日本テレビとしても『週刊文春』が報じたからにはスルーできないと思ったのでしょう」(同)
そして、ジャニーズ事務所のテレビ局に対する影響力の低下もまた露呈されることとなった。
「ジャニーズが強い時代であれば、日本テレビ側の意向など関係なく、否応なしにスルーでしたよ。昔は、番組サイドからジャニーズ事務所に対して『あのスキャンダルの件は、どうなっているんですか?』なんて絶対に聞けなかった。ジャニーズ側が何かを言ってこない限り、“何もなかった”ということになっていましたから。それが今や番組サイドの意向が反映されるような形になってきているわけですから、現場スタッフもジャニーズに対してあまり忖度しなくなってきたということですね」(制作会社関係者)
もはや誰も守ってくれないジャニーズ事務所。“報じられても、どうせスルーするでしょ”と思って羽根を広げていたジャニーズのタレントたちは、今ごろドキドキしているかもしれない。
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