工藤静香“敏腕ステージママ”で注目も、「怪しい絵画」ビジネスの過去が明るみに!? Koki,の活動に影響も……
#工藤静香
木村拓哉と工藤静香の二女・光希(15)が、「Koki,(コウキ)」としてモデルデビューした。その美貌とスタイルと将来性に大きな期待が寄せられているが、同時に、母・静香のプロデュース手腕に批判的な声が集まっている。
「当初、Koki,本人は両親の名前を出さずに活動したいという意向があったといいますが、本当にそうなら、いきなり『エル・ジャポン』(ハースト婦人画報社)の表紙に起用されることなどあり得なかったことでしょう。3カ国語を操る才女であり、ピアノやフルートも演奏し、すでに昨年発売された静香のアルバム『凛』に収録された3曲を手がける作曲家としても実はこっそりデビューしていたなどの情報の発信のされ方、公式Instagram開設のタイミングなどを見ても、かなり練られた戦略性の高さが感じられます。何より、Koki,のプロモーションであると同時に、そんなKoki,を育て上げた、静香の最高のプロモーションになっている。SMAP解散の“黒幕”ともささやかれた静香ですが、良き母であり妻であり、そして歌手、画家、デザイナーという、いくつもの世界を持つ才能豊かなタレントとして、一気にイメージを高めようとしているように見えますね」(芸能記者)
そんな静香の“多才”なイメージに最も貢献しているのが、趣味を超えた情熱を注ぐ絵画だろう。静香は20歳であった1990年に初入選して以来の『二科展』入選の常連で、16年には20回目の入選を果たし、芸能人では初めて会友推挙に選出されたことが話題になった。
だが、彼女の絵画の販売を巡る、こんな話があるのをご存知だろうか。
「『二科展』の常連入選者となった静香と独占契約を結び、彼女の絵の複製版画(シルクスクリーン)を販売している業者があるんです。かつては、静香の絵画がメインの展示即売会も開かれ、ファンが詰めかけて1枚40〜50万円の複製版画が飛ぶように売れていました。しかし、同社はほかの画家の版画も多く扱っており、そのセールス手法は、よくある絵画のキャッチセールスそのもの。全国各地の百貨店やイベントスペースで入場無料の展覧会を開催していますが、うっかり入ってしまうと言葉巧みな長時間の強力セールスにあい、気がつくと、『お支払いはどのような形をご予定ですか?』と、買うことが決まっているかのような口調で話を進められます。交渉テーブルに座ろうものなら何枚もの絵が運ばれて周囲が見えないように視界が遮られ、逃げられない雰囲気を演出されて精神的に追い込まれますから、地方から出てきたばかりの学生や、気の弱い主婦なら、雰囲気に流されてローンを組まされてしまうのでは?」
とは、事情に詳しいジャーナリスト。
「この数年は新作の販売がなく、展覧会に静香の絵が展示されることは滅多にありませんが、今も同社のカタログにはしっかり載っています。以前、問い合わせて買えるのか聞くと、『最大で16種類あったんですけど、いまはもう5種類しかございません。なので、お一人さま2枚からお求めいただくことになっています。静香さんの絵は人気で、版画は限定で作らせていただいていますから、残りが少なくなると値段も上がってしまいます。ご希望でしたらお早めにお求めになられた方がよろしいかと』と言われました」(同)
ファンが納得して静香の版画を買うのは、もちろんなんの問題もないだろう。だが、静香の絵も扱っているということで、同社の強引なセールスが正当な商行為であるという信用を与え、欲しくもないほかのアーティストの絵の購入まで後押ししてしまうようなことがあれば、それは問題ではないだろうか。
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