『コンフィデンスマンJP』映画化決定に視聴者から心配の声殺到! それでも強行するフジの裏事情
#月9 #コンフィデンスマンJP
現在、フジテレビ系で放送されている月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』が映画化されることが、6月4日放送の第9話で明らかになった。
公式Twitterでも、「#コンフィデンスマンJP 映画化決定 続報を待たれよ!!」とアナウンスされており、1万を超えるリツイートや2万5,000ものいいね!のほか、リプライ欄には「もう毎回楽しみで! 映画公開待ち遠しい~」といった視聴者からの歓喜の声や「映画化するのは嬉しいけど、まさか騙されてるってことないよね(笑)?」と映画化を疑う人も現れている。
公式SNSでは一様に喜びの声が上がっている状態。しかし、実際のところネットでの反応はあまりよくないという。
「9話の放送後に映画化がニュースになっていましたが、その記事のコメント欄は『映画化って必要!?』との声がほとんど。『ここ最近の月9にしては面白かったけど、この程度で映画化はかなりリスク高いのでは?』『ドラマ見てたけど、わざわざ映画館に行って見たいとは思わない』『ドラマ自体は面白いけど、映画化レベルじゃない。スペシャルドラマでいいじゃん』といった声のほか、『コード・ブルー』や『昼顔』(ともにフジテレビ系)といった人気ドラマを次々と映画化させているフジテレビに対し、『安易に映画化しすぎ!』と苦言を呈する人も出てきていました」(放送作家)
また、映画でもドラマ同様、脚本を古沢良太氏が担当すると思われるのだが、これに対しても心配する声が上がっているという。
「古沢氏オリジナル脚本の作品はいくつもの映画賞を受賞しており、一定の評価はありますが、最近の『エイプリルフールズ』(2015)や『ミックス。』(17)といった作品は映画批評家や映画好きの著名人などから雑誌やラジオでよく酷評されています。また、古沢氏脚本の映画だからと見に行ったという人たちからも、映画レビューサイトなどで『つまらない!』『ご都合主義過ぎて笑えた』『話が薄っぺらい』といった酷評が目立つ。興行収入も『エイプリルフールズ』9.2億円、『ミックス。』は14.9億円と、豪華な出演者をそろえている割には、振るわなかった。そのため『大丈夫か?』と心配する人も多くいるようですね」(同)
このような心配する声が上がっているにもかかわらず、それでも映画化するフジテレビ。その理由を広告代理店勤務の人物は、こう明かす。
「現在、広告料が一番高いのは日本テレビ。特にバラエティ番組の枠が企業から人気がある状態。その一方で、フジテレビの広告料は民放キー局の中でももっとも安く設定しているのですが、『フジテレビか~……』と企業は全然見向きもせず、日テレの広告料の高さに躊躇した企業が『仕方ないよね……フジテレビに出すよ……』とポツンポツンと現れるぐらいです。そんな感じで、広告収入が年々減っているフジテレビは、人気が出たり話題になったドラマを映画化させてブランド力を付け、シリーズ化して稼ぎたいという考えがあるんだと思います。しかし、最近ではフジテレビ系映画でヒットしているのはアニメ『ONE PIECE』ぐらいで、過去の『踊る大捜査線』シリーズみたいなヒット作品は皆無の状態。その状態でよく映画化するなと、正直思いますよね(笑)」
世間の心配する声なんて聞いていられないのが、フジテレビの現状のよう。せっかく評価も高いドラマだけに、映画化で失敗、シリーズ化できず……ということにならないようにしてほしいものだ。
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