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日刊サイゾー トップ > その他 > ウーマン・ウェジー  > 小原正子の「おむつ問題」が炎上
【wezzy】

小原正子の「おむつ問題」が炎上、育児の葛藤を綴って「毒親」呼ばわりされる

 子供が2歳を迎える頃から、親や周囲はトイレトレーニングを意識しはじめる。いわゆる「トイトレ」だ。近年は、おむつの性能が上がった影響もあり昔に比べるとおむつが外れるのは遅いという話もあるが、それでもトイトレ完了前の子供を育てる親にとっては関心の高い話題なのだろう。ネットで検索すれば便利グッズの紹介、体験談、愚痴などトイトレにまつわる情報はわんさか出てくる。祖父母らの「まだおむつ取れないの?」攻撃に辟易しているという手の愚痴は定番中の定番。そんなトイトレについて、先日クワバタオハラの小原正子(42)がブログで事情を綴り、ネット上では物議を醸している。

 小原正子は3歳と1歳の男児を育てている。5月28日に「おむつ問題☆」というタイトルでブログを更新し、現在3歳2カ月になる長男について、<この年齢では 100%おむつが はずれているお子様も多いかと思うのですが。。。。><まだ はずれてませーん>と打ち明けた。

 長男は幼稚園ではパンツで過ごし、ほぼお漏らしなどの失敗もないようだが、小原は<自宅で トイレに こまめに連れていくのも 大変だし><外出、移動、旅行の時も 面倒だし>と、家ではおむつを履かせているとのこと。結果、長男は<家では じゃんじゃん し放題だと 認識しており 中途半端に 自宅で パンツを履かせることがあるので その時は 失敗しまくる!!!>そうで、<そして その都度 いやな顔をしてしまう私><私が悪いのに ごめんやで!!!!>と、 小原は懺悔している。また、<ぼちぼち 徹底して 家でも パンツにしようかと思って>いるものの、<想像すると 正直な気持ちは まだまだ おむつを履かせていたい。。。。>と本音を覗かせた。

 このように全文を読めば小原はトイトレについての葛藤を書いているわけだが、そこにある「大変」「面倒」というネガティブワードが、一部ネット上で噛みつかれている。匿名掲示板「ガールズちゃんねる」では『楽したいからトレーニングしない? 小原正子、3歳長男がいまだオムツ取れず物議』というトピが立ち、余計なお世話としか言いようがないコメントが相次いでいる。

 お決まりの<子供がかわいそう>から始まって、<親失格、子供の事を考えない行動は教育といえない><楽できるからってトイレトレーニングしないのってひどくない? おねしょとかの原因にならないの? お泊まり保育とか始まったら恥かくのは子どもだからかわいそう><幼稚園ではパンツ履かせてるなら家でも履かせないと混乱するよ><頑張って取れないとかじゃなく、親が面倒だからってのがダメだよね。 一種の虐待だよね。毒親>等々の会話が繰り広げられている。

 他方で、<別に全然いいやん。 ずっと オムツ取れない子は、病気じゃない限りいないよ><まぁ人の家の子供の事をあーだこーだ言うもんじゃないと思う><そのうち、できるようになるよ><小学生になってもオムツ履いてる子はいないし、人の家のことほっとけば>と、ダメ出しするほどのものではないと宥めるコメントも少なくはない。実際、成長すればおむつはいつか外れるし、トイトレはいつか終わる。

 トイトレに限らず子育てで「楽」をすることを咎められる傾向はいつものことで、今回の小原に対しても<自分が楽をしたいがため>などという意見が見受けられるが、その“苦労”は子育てに必須なのだろうか。いつか外れる以上、わざわざトイトレで苦労する必要もないだろう。子供が通う幼稚園や保育園と相談しつつ、各家庭に合ったペースで進めれば問題はないのではないか。育児はトイトレだけではないし、1歳の次男も育てる小原は長男のトイトレ中心に生活するわけにもいかないだろう。おむつが汚れているのに替えないで放置しているというならともかく、トイトレに積極的になれないくらいで攻撃されるのもおかしな話だ。

 また、<それをブログに書くな><よくもまあこんなこと堂々と言ったもんだねー!><理由を公開ブログで書けるのがすごい。そんなのみんなも思ってるけど頑張ってトイトレしてるじゃん>と、ブログのネタにしたことに嫌悪感を示す意見もある。これはトイトレがデリケートな問題として扱われるからなのかもしれない。とはいえ、トイトレが思うように進まず悩む親は、ネット上の「●歳までに取れるのが理想です」「保育園任せはNG」という“正論”に焦り、より悩みを深めることもあるだろう。だから小原の<面倒><まだまだおむつ履かせておきたい>という率直な本音をブログに公開したことは、アリではないだろうか。真面目な親ほど、建前の情報だけでは追い詰められてしまいかねない。真面目にやろうとするからこその葛藤もある。それを「虐待」「毒親」などと責められてはたまったものではない。

最終更新:2018/06/05 07:15
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