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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > “紀州のドンファン”の「交際リスト」

“紀州のドンファン”怪死で封印された「女性タレントとの交際リスト」あの有名モデルボクサーも……?

高野人母美のインスタグラム(@tomomitakano7)より

「美女4000人を抱いた男」の怪死は、和歌山県警が殺人容疑で捜査を開始。その渦中で故人の「女性タレントとの交際リスト」を追うメディアもある。

 5月24日の夜、和歌山県田辺市の自宅で金融・不動産関連会社社長の野崎幸助さんが倒れているのが見つかり、行政解剖の結果、多量の覚せい剤成分を検出。不自然な点が多々あることから、県警は家宅捜索を始め、関係者の事情聴取や尿検査も行っている。

 野崎さんはデートクラブ通いなどでの多数の美女との交際を公言する資産家として、その半生を記した著書がメディアでも取り上げられ「紀州のドンファン」と呼ばれた。

 芸能関係者の間では、野崎さんの交際相手には多数の女性タレントがいたと以前からウワサになっており、ある芸能記者は「有名なグラビアアイドルや、人気グループのメンバーがいた」と話している。

「そこで本人に確認しようと、昨年、野崎さんに聞いたら、出会った女性のことは実によく覚えている人で、あっさり認めていたのですが、他にも多数のタレントの名前がボンボン出てきたんです。これはオフレコかと思ったら『どうせ書くなら、ちゃんとやろう。1週間で人が忘れちゃうような記事じゃなくて』と逆提案されたんですよ。後で有名人女性のリストや写真を送ると言われたんですが、連絡がありませんでした。ご本人が公開を了承していたので、生前にリストを手に入れておきたかったですね」

 野崎さんは2年前、写真誌「フライデー」(講談社)で「和歌山の絶倫富豪が9頭身ボクサー『高野人母美と親密交際』を告白」と題した記事で、ボクシングの女子選手でモデルの高野と交際していたことを告白。野崎さんは実名こそ名乗っていなかったが、文中の男性はほぼ野崎さんとわかるような内容で、高野とは所属していたデートクラブを通じて出会い、資金援助をしていたと明かした。

 男女関係こそ明言しなかったが、「モデルさんは収入が少なく、デートクラブで稼がざるを得ない」という話もしてした。モデルボクサーとして話題を振りまいていた高野はその後、所属ジムとの引退トラブルなどもあって、最近はすっかりその名前も聞かなくなっているが、現役時代にデートクラブが“本業”だったとは、振り返ってみても驚くべきことだ。こうした暴露話も二度と聞けなくなってしまったわけだ。

「野崎さんが使っていたデートクラブは『タレントも在籍、美人しかいない』と宣伝されている入会金100万円の高額クラブですが、彼は、一晩遊ぶだけの関係ではなく、結婚相手を探していたので、多数の女性と関係してきたことを自慢しながらも『ストライクゾーンが年々狭くなっている』と言っていました。『美人で巨乳でスタイルが良く、一生愛してくれる優しい人がいい』と言って、条件に合わない女性には30万円ぐらい渡して、すぐに別れたという話をしていましたよ」(前出記者)

 芸能活動だけで生活できていない女性タレントにとって、そんな野崎さんの援助は重宝しただろうが、ある女性タレントによると「人脈の広いコはクラブを利用しなくても交通費として5万円ぐらいもらえる飲み会に出ているだけでやっていけるけど、そういう人脈がないタレントは、デートクラブを利用する」という。

「援助交際を続ける中で一番やっちゃいけないのは、特定の男性の愛人になってしまうこと。そうなるとタレント活動に悪影響しかないから、軽い付き合いに終わらせるのが長くやっていくコツ。だから結婚願望のあるオジサマは女性タレントにとってあまり好ましくないお相手ですね」(同タレント)

 ただ、野崎さんは2月に55歳年下の20代女性と結婚したことを明かしており、デートクラブは卒業し、目指していたゴールにたどり着いたはずだった。

 幸せ真っ只中での怪死には諸説が乱れ飛ぶが「昔、野崎さんは多重債務者にクレジットカードで金券買わせるなど、ダークな手法の闇金で業務停止処分になった過去もあったらしく、きな臭い話がいろいろ聞かれる」と前出記者。

「でも、その闇の部分以上に、女性タレントのリストが封印されたことが惜しまれますね」(同記者)

 謎の多かった好色家に、いったい何があったのだろうか。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2018/06/04 22:30
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