広瀬香美「事務所独立騒動」で芸名使用禁止に……気になる“名曲”の行方
#広瀬香美
1992年にメジャーデビュー後、20年以上にわたって歌手活動を続けている広瀬香美が、所属事務所「オフィスサーティー」からの退社をめぐり、トラブルになっている。
そもそものきっかけは、5月28日に、広瀬が21日付で同事務所とのマネジメント契約が終了したことを発表、新たに立ち上げる事務所への移籍を表明した。これに「オフィスサーティー」が激怒、広瀬の芸名の使用禁止と、それらを活用した音楽・芸能活動の停止を求めたものだ。オフィスサーティー側は今後、法的措置を講じる構えも見せている。
「『ロマンスの神様』など、彼女が大ブレークしている頃ならまだしも、キャリア20年を超える芸能人が新事務所を作って、事実上の独立に踏み切るのはよくあること。その過程でモメたとなれば、金銭が絡んでいる可能性は十分考えられる」(芸能デスク)
一方で気になるのは、彼女の名曲の数々が“封印”されてしまわないかということだ。
「彼女の場合、その多くの楽曲で作詞・作曲など、すべてを手掛けているので、著作権や印税はこれまで通り彼女が持ったままになるはず。あとは、楽曲の原盤権や音楽出版権をどこが持っているか。これらをすべて事務所が持っているのならば、今後、CDや音楽配信の停止、カラオケでの使用もできなくなる可能性がある」(音楽関係者)
思い起こせば昨秋、安室奈美恵がベストアルバムをリリースした際、名曲の多くは“再録”したものだったが「これも原盤権、音楽出版権を前事務所が持っており、自由に使える状況にないため、苦肉の策として録音し直した。もっとも、その歌唱力は落ちていないので、そこは一流だなとは思いましたが」(同)。
今後、広瀬の事務所トラブルは、どのような方向へ向かうのか?
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