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日刊サイゾー トップ > 社会  > 日大アメフト部「ゲイビ出演強要」?

“悪質タックル問題”で揺れる日大アメフト部に「ゲイビデオ出演強要」が浮上中!

日本大学アメリカンフットボール部オフィシャルサイトより

 悪質タックル問題が、なんと「アダルトビデオの出演強要問題」にまで波及する恐れが出てきた。

「日大アメフト部のOBが、当時の同僚選手が“ある指導者”の指示で、『ゲイビデオに出演を強要させられていた』と密告してきているんです。いま事実関係を調べていますが、事実ならタックル問題よりも悪質な大事件となる」(日大職員)

 アメリカンフットボールの名門、日本大学の選手が悪質な反則行為によって関西学院大学の選手を負傷させた問題では、これを指示したとされる内田正人前監督や、井上奨前コーチら指導陣が、大学の関連会社である株式会社日本大学事業部に関わる“ビジネス”上の権力を持ったことが、大学側の隠ぺい姿勢にもつながったと見られている。それだけに話は試合中の反則にとどまらない広がりを見せている。

「この問題が起きてから、日大アメフト部に注目が集まって、過去に井上コーチが出た疑いのあるゲイビデオの話とかも蒸し返されてるんですが、OBが『出演した元選手が、非常に困っている』と相談してきたんです。自分で望んで出たものなら仕方ない部分もあるだろうと言ったんですが、OBは『出演は小遣い稼ぎではなく上の命令だった。本人が出たくなかったと言っている』と打ち明けたんです」

 悪質タックル問題では、監督やコーチから「できませんでしたじゃ、済まされない」と反則を強要されたことが伝えられ、選手がいかに絶対服従の弱い立場であったかを物語ったが、まさかゲイビデオ出演強要なんてこともあったとは……。

「聞いた限りでは、ある指導者が、若い選手の相次ぐ失敗に『度胸がないから、みんなが驚くことをやるまで試合復帰させない』と言ったところ、先輩選手の提案でゲイビデオ出演という話が持ち上がり、メーカーまで紹介されたと言っています」(同職員)

 日大アメフト選手のゲイビデオ出演は4年前、週刊誌でも記事にされたことがあった。これが流出したのは学内の派閥争いが原因だとして、皮肉にも内田監督らの名前も取り沙汰されていた。その時点では“出演強要”という話は一切なかったものの、万一にも強要が確定すれば大問題だ。

 何しろアダルトビデオ業界は昨今、出演強要問題で大揺れなのである。人権団体や警察などが、大手メーカー中心の業界団体に適正化を促し、事件抑止のための新たな規制法の成立に動いている。これには首相官邸も主導して各省庁が対応に乗り出しているほどで、もしゲイビデオの出演強要が事実であるなら、タックル問題よりも大きな人権問題に発展しかねない話。それだけに話を聞いた職員は「近々、出演者の当人とも会えるようにしたいし、慎重に話を聞くつもり」だという。

 ただでさえ日大アメフト部はその看板が泥まみれの状態。この流れでさらにゲイビデオが注目を集めてしまうとなれば、自主的に出演者した元部員にとっても不本意なことかもしれない。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2018/05/29 23:00
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