中尾彬・池波志乃夫妻に“需要増”のワケは「大人の余裕」と「子どもがいないモデルケース」
2018/05/22 22:00
おしどり夫婦として知られる俳優・中尾彬と、妻で女優・池波志乃夫妻。このほど両者の著書『終活夫婦』(講談社)を刊行したが、このところ需要を増やしているのは、どういった部分なのか?
子どもがいないこともあり、すでに“終活”の一環として中尾の趣味の絵画などの私物を次々と処分し始めているという池波。13日に行われたトークショーでは、中尾のトレードマークであるねじりネクタイを「200本くらい(妻に)捨てられた」と証言した。
今年で結婚生活40周年という2人だが、いまだに定期的にトーク番組などバラエティはもちろん、旅番組やドキュメンタリーなど多ジャンルの仕事をこなしている。それだけ、オファーが絶えないのはナゼなのか。出版関係者は「日本における高齢化が大きく影響している」と話す。
「男女ともに寿命が延びる中、子どもも減っている。その中で、お子さんがいない2人の夫婦生活は今、下の世代が思っている以上に注目されているんです。少し前から“終活”という言葉が流行っていますが、これらを大人の余裕を感じさせながら有名夫妻で最も体現できている、この2人。だから、あらゆる形でオファーが舞い込んでいるのだと思いますよ」(同)
中尾&池波夫妻には単におしどり夫婦としてではない、別の側面からの「需要」がうかがい知れる。
最終更新:2018/05/22 22:00
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
19:20更新
イチオシ記事
山岳民族に残る「嫁さらい」の実情を追う 『霧の中の子どもたち』と日本の非婚化