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日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > 松坂、オールスター出場?

プロ野球中日・松坂大輔、最多票獲得でのオールスター出場がほぼ確定?

中日ドラゴンズ公式サイトより

 プロ野球の真夏の祭典、オールスターゲームのファン投票が間もなく始まるが、今季から中日に移籍した松坂大輔の出場が、ほぼ確実な状況になっている。

 甲子園春夏連覇という肩書を引っさげて1999年にプロ入りした松坂は、その後メジャーリーグを経て、2015年に日本球界に復帰。ソフトバンクと3年12億円という大型契約を結んだが、登板数は3年間でわずか1試合、しかも1イニングにとどまった。松坂は球団からコーチ就任を打診されたものの、これを拒否し、結局中日が契約。4月30日のDeNA戦で日本では12年ぶりの勝利投手になった。

 中日との契約内容は年俸1,500万円+出来高(推定)で、“客寄せパンダ”ともささやかれた松坂だったが、ここまで4試合に投げ、防御率は3.54(5月16日時点)。全盛期を知る者からすればまだまだといった状況だが、なぜ「オールスター」という言葉が出てくるのか? フリーのスポーツライターが語る。

「オールスターの投票は5月末から始まりますが、今年のファン投票のマークシートの先発部門に松坂の名前が入っていることが明らかになりました。ファン投票は1軍選手なら誰でも投票できますが、多くのファンはマークシートに記された選手の中から投票する選手を選びます。セ・リーグでめぼしい投手といえば、巨人の菅野智之か阪神のメッセンジャーぐらいしかいません。松坂が投げる試合は観客数も跳ね上がっていて、彼の勇姿を見たいという野球ファンは多いようですから、投票が殺到するのは間違いないでしょう」

 かつての甲子園のヒーローも、今年9月で38歳。最後のオールスターになる可能性が高いことも投票に拍車をかけそうだが、さらに選出を後押しする要因がもう1つある。

「ここ数年ケガで苦しみ、ソフトバンク時代には“給料泥棒”などと陰口を叩かれた松坂ですが、社会奉仕活動には熱心です。東日本大震災発生時は、まだメジャーリーグにいましたが、100万ドル(当時の通貨レートで約8,200万円)を寄付しましたし、16年の熊本地震では1,000万円を、17年の九州北部豪雨災害では500万円を寄付しています。このうち熊本地震で寄付した1,000万円は、今年のオールスターゲームの開催地である藤崎台県営野球場の復旧支援のために送られたものでした。寄付した当時とチームは違いますが、松坂が熊本で投げれば、大きな話題になるのは間違いありません」(同)

 今年のオールスターは、日本ハムのスーパールーキー・清宮幸太郎もファン投票で選ばれる可能性が高い。ということは、熊本で松坂vs清宮の“新旧・甲子園の怪物”対決が見られるかも?

最終更新:2018/05/19 16:00
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