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『花のち晴れ』F4出演はプロデューサーの提案!? 人気ドラマを生み出した名プロデューサーたち!

『花のち晴れ』公式ホームページより

 各局、中盤戦を迎えている2018年春ドラマの数々。前評判のわりに視聴率で伸び悩んでいるドラマが多い中、気を吐いているのが『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)や『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)だ。

 女好きだけどモテない33歳のおっさん(田中圭)が、同居している“イケメンでドSな後輩(林遣都)”とピュアな乙女心を持つ“おっさん上司”(吉田鋼太郎)から求愛される純愛ドラマの『おっさんずラブ』。週刊エンタテインメントビジネス誌「コンフィデンス」によるドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」によると、各作品の初回満足度にて100Pt満点中92Ptという高得点を取得。公式Instagram裏アカウントである「武蔵の部屋」のフォロワー数は現在34万7,000人以上。『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(TBS系)の38万人に継ぐ数字となっており、TBSの看板ドラマである『ブラックペアン』(11万8,000人フォロワー)を凌ぐ勢いを見せている。

 ドラマのヒットの裏には必ず名プロデューサーがいるものだが、この『おっさんずラブ』を担当するドラマプロデューサーは貴島彩理氏。実父はTBSにて『ずっとあなたが好きだった』『愛していると言ってくれ』といった名作ドラマを生み出した名プロデューサーの貴島誠一郎氏だ。貴島氏は2017年に三浦春馬がイケメン童貞役で話題を呼んだ『オトナ高校』(テレビ朝日系)なども手がけており、既成概念を壊す作品を次々と生み出す注目株といえるだろう。

 貴島氏はWEBサイト「ORICON NEWS」のインタビューにて、自身は月9ドラマ世代であり、王道の恋愛ドラマが好きでこの世界を目指したゆえに、「『自分も恋したいな』と思ってもらえたらうれしいです。きっと観終わったときには、『月9の恋愛ドラマだった』と思っていただけると思います」と熱く語っている。

 また視聴率、SNSのフォロワー共に右肩上がりを続けているのが『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』。こちらのプロデューサーはTBSの“視聴率男”といわれる瀬戸口克陽氏だ。1996年にTBSに入社し、その後は『花より男子』『GOOD LUCK!!』など数々のヒットドラマのプロデュースを担当。最近では『99.9-刑事専門弁護士-』『A LIFE〜愛しき人〜』などを手がけている人物。また、妻は国会議員の小渕優子というセレブな一面も。

『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』は、伝説の4人組「F4」卒業から10年後の英徳学園が舞台だが、伝説のOBとして道明寺司(松本潤)や花沢類(小栗旬)がゲスト出演するなど、旧来のファン号泣の仕掛けも盛りだくさん。これもすべて瀬戸口氏の仕掛けだと思うと、なんとも心憎い。

 最後に初回13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の後も12%台の高視聴率を維持する『ブラックペアン』(TBS系)だが、プロデューサーはTBSの看板枠・日曜劇場で『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』などを手掛けてきた伊與田英徳氏。原作である海堂尊の小説『新装版ブラックペアン1988』(講談社)では主人公は研修医の世良雅志だが、伊與田氏は主人公を万年ヒラ医局員の渡海征司郎に変更。

 その理由について、WEBサイト「ザ・テレビジョン」のインタビューにて「原作は、世良(竹内涼真)が主人公なんですが、僕としては、渡海(二宮和也)というダークなキャラクターにも非常に大きな魅力を感じて。ですからドラマでは、渡海を主人公に据えて、渡海を取り巻く人間模様を世良の目線で描く、という形を取っています」と語っており、その判断が結果的に功を奏しているといえるだろう。

 ドラマのヒットの陰に名プロデューサーあり。自分の好きなドラマのプロデューサーのことを調べてみると、ますますドラマを面白く感じることができるのではないだろうか。

最終更新:2018/05/17 13:00
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