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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『特捜9』渡瀬恒彦さんが遺した絆

テレビ朝日『特捜9』好調支える故・渡瀬恒彦さんが遺した“絆”とV6・井ノ原快彦の奮闘ぶり

『警視庁捜査一課9係 season12』番組公式サイトより

 連続ドラマ『特捜9』(テレビ朝日系)が絶好調だ。作品は、昨年逝去した渡瀬恒彦さん主演の刑事ドラマ『警視庁捜査一課9係』をリニューアルした後継作で、寺尾聰演じる新班長の下で、V6の井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、津田寛治ら、おなじみの部下たちが新たな部署「特別捜査班」に所属して、難事件解決に挑んでいく。

 4月11日にスタートした同作品はこれまで、関東地区の平均視聴率初回は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、2回目以降も軒並み高い水準をたたき出しており、制作するテレビ関係者やCMを請け負う広告代理店関係者らは、歓喜に沸いている。

 そんな高視聴率のウラに、出演者、スタッフたちのある粋な計らいとチームワークがあったという。

「故人を偲んで、なんと撮影現場には渡瀬さんが愛用していた椅子やコップが用意されているんですよ。現場には渡瀬さんの写真も飾られており、出演者、スタッフは『渡瀬さんが見ているのに、下手な作品は作れないな』と一致団結して、ドラマ作りに邁進しています」(芸能関係者)

 また渡瀬さんに代わって現場を束ね、雰囲気づくりのリーダーシップを発揮しているのが井ノ原だという。

「今回の新ドラマで主演級に抜擢されたことで、意気込んでいるようです。共演者、スタッフ同士のコミュニケーションにも気を配り、忙しい合間を縫って積極的に食事にも誘っています。渡瀬さんが好んで食べていた差し入れなんかも提供して共演者の絆も深まっていますよ」(同)

 これまで渡瀬主演でシリーズ12作、スペシャル3作をヒットさせてきた井ノ原ら共演者とスタッフ。その熱意と、亡き渡瀬がつなぐ抜群のチームワークが高視聴率を維持している一因なのかもしれない。

最終更新:2018/05/16 17:00
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