心頭滅却すれば火もまた涼し……じゃなかった! 「火渡りの儀式」でインド人僧侶が大やけど
病院で撮影されたクマールさんの写真は、炭に触れたと思われる両足や腕の皮膚が剥がれ落ちており、実に痛々しい。
火渡りの儀式は、日本でも成田山新勝寺や高尾山薬王院などで行われている。「心頭滅却すれば火もまた涼し」というわけだが、適切に行われれば重度のやけどを負うことはないと、科学的に説明されている。しかし、大きな危険が伴う行為であることも事実。修行や伝統は大切だが、安全管理も徹底されるべきだろう。
最終更新:2018/05/08 18:00