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日刊サイゾー トップ > 海外  > 「火渡りの儀式」で大やけど

心頭滅却すれば火もまた涼し……じゃなかった! 「火渡りの儀式」でインド人僧侶が大やけど

 

ファッションショーのランウェイのような炭の道で倒れ込むクマールさん

地面に熱した炭を敷き詰め、その上を裸足で歩く火渡りの儀式が盛んに行われているインドで、凄惨な事故が起きた。

 

 4月28日、カルナータカ州ラマナガラ地区のヒンドゥー寺院で催された祭りの中で行われた火渡りの儀式に参加した修行僧のビジャイ・クマールさん(35)が、燃え盛る炭の上で前のめりに倒れ込み、彼を救出した2人の修行僧とともに全身に大やけどを負う事態となったのだ。

仲間の修行僧が、クマールさんを火の中から救出する

 現場で撮影された写真を見ると、炭が敷き詰められた幅2メートル、長さ10メートルほどの「ランウェイ」を見物客が取り囲み、その中ほどでクマールさんが前のめりに倒れ込んでいる。その直後、彼が自力で立ち上がることができないとみるや、2名の修行僧がランウェイに飛び込み、クマールさんを抱きかかえて救出したようだ。

 3人はセントジョーンズ医療大学病院に搬送されたが、クマールさんは両足の60%に、クマールさんを救助した2人の修行僧も、それぞれ全身の15~20%に重度のやけどを負った。

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