TOKIO・山口達也、FAX通知の「契約解除」よりジャニー喜多川社長は謝罪会見を開くべき!
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
さて、TOKIOの山口達也の処遇が決まった。ジャニーズ事務所は、山口を契約解除することを決定した。
相も変わらず、FAXによる一方的な「お知らせ」で、読む限り、責任は事務所側にあるといいながら、それが単なる建前としか思えないところに、この事務所の長年積み上げてきた「病根」の深さを見るのは私だけではないだろう。
スポニチは、横山慧の名前で、こう書いている。
「『またTOKIOとしてやっていけたら…』『先のことは考えられませんが、今は飲まない』
山口が事件発覚翌日の謝罪会見で残した言葉だ。結果的にこれらの発言が、世間からの風当たりを強くしてしまった。TOKIOのメンバーからも『甘さ』を厳しく指摘された。(中略)認識の甘さと責任の重さ、影響力の大きい公人としての自覚のなさが、致命的な結果を招いてしまった」
しかし、このスキャンダルは、TOKIOだけの問題ではなく、ジャニーズ事務所へ与えた打撃も大きいはずだ。デジタル版のディリースポーツ5月7日は、こう書いている。
「23年にわたりTOKIOとして活躍した山口を育てた立場であることから、異例の“温情措置”も付けられた。『契約を解除することとなりますが、事件の社会的な影響や、現在、山口が置かれている状況などを鑑み、彼を育ててきた立場として、社会に責任を果たすために必要な支援を今後も積極的かつ継続的に行って参る所存でございま』と宣言。解雇ではなく、契約解除とした」
これは温情からではない。今、アルコール依存症の山口を野に放てば、酩酊して自暴自棄になり何をするかわからない。
世間からも、病人を見放すのかといわれる。ほとぼりが醒めるまで事務所が監視し、世間が忘れた頃に手放す。
それはSMAPが解散し、かつての力を失いつつあるジャニーズ帝国を守るために、喜多川姉弟が考えた苦肉の策だ。
アル中で病院にまで入り、それを女性誌に報じられたのはだいぶ前のことである。
今度は、1カ月も入院して、退院したその日に焼酎をがぶ飲みし、呼んだ女子高生に「強制わいせつ」をし、告訴されてしまう。
警察が事情を聞きに来ても、しばらくは事務所に知らせず、知らせた後も、テレビに出続けたのは、50前の中年男がやることではない。
現代は「警視庁は山口を書類送検する際、検察に対して『厳重処分』という処分意見をつけた。これは起訴を求めるという重い見解だ」と報じている。
こうした問題男を、長年放置していた事務所側の責任をどうとるつもりなのか。
そうした問いには、喜多川社長は何も答えていない。芸能マスコミは、聞こうともしない。
山口は、普通の常識さえ身に着けず、いい年をしてアイドルを演じ、そのはざまを埋めるために酒と女に逃げていたのであろう。
こうした人間を、アイドルと誤魔化して、散々売りまくり、金儲けしてきた喜多川姉弟は、この責任をどうとるのか。
自らテレビの前に身を晒し、謝罪会見を開くべきだ。そう思うのだが。
【巻末付録】
まずは現代から。「週刊現代イチ押し美女 徳江かな 純真と成熟のはざまで」。19歳だそうだ。いいのかね、こんなあられもない格好をさせて。
「お笑い界の『美魔女』が脱いだ! 春やすこ 完熟の裸身」。もう還暦近いのだろう。ようやりはりますな。
袋とじは「初脱ぎ! 渡辺万美 Hカップ・ヘア・ヌード」。『あまちゃん』にも出てたんやてな? なかなか魅せますな。
ポストは、巻頭から西田幸樹の「なをん 仲村美海」。ヘア・ヌードはなし。「わきの下の“しげみ”」。女性は裸を見られるよりも恥ずかしい? 袋とじは「完全復刻 ビニ本黄金時代」。「謎の中国人美女が魅せた『初めての裸』アンナさん。26歳。」。このなかでは意外にビニ本が楽しめる。今週は引き分けだな。
(文=元木昌彦)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事