TOKIO・山口達也、FAX通知の「契約解除」よりジャニー喜多川社長は謝罪会見を開くべき!
#週刊誌 #元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
今週の注目記事・第1位
「山口達也『ジャニーズ』が本当に隠したかったこと」(「週刊現代」5/19号)
同・第2位
「自民党内からも出始めた『そろそろ安倍さん以外でよくない?』」(「週刊現代」5/19号)
「勝つのは親アベ自民かそれとも反アベ自民か」(「週刊ポスト」5/18号)
同・第3位
「ビートたけしの『21世紀毒談』」(「週刊ポスト」5/18号)
同・第4位
「解散も安倍3選もすべてブッ潰す!? 財務省『医療費倍増』の嫌がらせ」(「週刊ポスト」5/18号)
同・第5位
「仕事消滅! メガバンク支店長の『明日』」(「週刊現代」5/19号)
同・第6位
「セクハラ会見の翌日、『テレ朝』報道局デスクが突然死していた!」(「週刊現代」5/19号)
同・第7位
「あなたの町の『偏差値』」(「週刊現代」5/19号)
同・第8位
「横峰さくら『32年目の家族崩壊』」(「週刊ポスト」5/18号)
同・第9位
「大流行の健康法20 名医が『医学的効果』を格付けした」(「週刊ポスト」5/18号)
同・第10位
「60過ぎたら害のほうが多い『日用品』」(「週刊現代」5/19号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
長すぎる連休で、カネも体力も使い果たしたサラリーマン諸氏は、今日から始まる普通の生活に向き合うために、どんな「日常への戻り方」を実践しているのだろう。
二昔前は、月曜に発売される現代やポストを駅やコンビニで買って、それを読みながら日常へ戻っていったというサラリーマンもいた。
だが、今日発売の両誌を眺めても、そうしたサラリーマンたちの役に立ちそうな特集はあまり見当たらない。
特に、ポストのほうには、なぜ今これを出すのかと首をひねる特集が多い。老後資産の万が一にどうする、痛みの左右差を放置すると危ない、ED薬の安心買い方ガイド、有名企業の「肩書き」の序列がわからないなど、失礼だが「暇ネタ」のオンパレード。
昔からいわれている週刊誌の作り方の「王道」は、読者は知らないことには無関心、ちょっと知っていることをもっと詳しく知りたいという「欲求」に応えろというものだ。
どうでもいいことなのだろうが、TOKIOの山口達也事件などは関心の高いテーマであろう。
しかしポストは、ワイドの1本でしかない。山口ネタよりED薬の買い方のほうが、読者の関心が高いと思っているのだろうか。
現代より薄くなってしまったポストをパラパラめくりながら、そんなことを考えた。
さて、現代の危ない「日用品」から見てみよう。
現代で、化学ジャーナリストの渡辺雄二が、日本では安全性の疑わしい化学物質の使用は極力避けるという「予防原則」という考え方が浸透していないと話している。
それにメーカー側も、どれだけ有効かということは実証するが、マイナスの要素についてはきちんと検査しているかどうかわからないと疑問を呈している。
例えば、歯磨き粉やマウスウォッシュといった口腔ケア用品には、洗浄力を高めるために界面活性剤や着色剤が添加されている。歯磨き粉に入っているフッ素には中枢神経や心臓障害のリスクが指摘されている。
マウスウォッシュには消炎作用があるサリチル酸メチルが使われているものがあるが、動物実験では、継続的に使用すると骨や軟骨に破壊が認められるという研究結果があるという。
またウエットティシュに使われている消毒成分のベンザルコニウム塩化物は、皮膚に触れたり、揮発して肺から体内に取り込まれると、肌荒れや皮膚障害、神経障害などを起こす可能性があるとされているから、抵抗力が低下している60代以降は注意した方がいいそうだ。
シャンプーがフケやかゆみをかえって促進してしまうことがある。ハンドソープに入っているサリチル酸は、アメリカでは効果が認められていないそうだ。
心配な方は、買ってご覧ください。
今度はポスト。健康法はいつの時代でも、さまざまな流行がある。この中にもある「紅茶キノコ」などはずいぶん前にも流行った。
「サルノコシカケ」というのががんに効くと、こぞって高いカネを出して買ったときもあった。
イワシの頭も信心からというように、これが効くと雑誌やテレビで煽ると、付和雷同型の日本人は、我先にと買いに走る。
それがどのような効能があるのかなど、確かめもしないでだ。
「かかと落し」「ベターッと開脚」「ロングブレスダイエット」「ブルーベリー」「コラーゲン」「糖質制限」「水飲みダイエット」「水素水」などなど、挙げればきりがない。
この中では、私も毎日やっているかかと落しは「低リスクの国民病予防策」として評価されているようである。
英語をずっと聞いているだけで英語がうまくなるはずはないのと同じように、簡単に楽ちんで、健康になろうというのは虫が良すぎるのだ。
私は嫌いだが、過剰にテレビCMを流し、肥満がここまでスリムになったと声高に喧伝する「RIZAP」だが、あそこに登場する人たちは、相当厳しいダイエットをしてあそこまで、やっといったのであろう。
その過程を明かさないのはおかしいと私は思うのだが、健康法、ダイエットには、厳しい自己規制が求められること間違いない。
安易なものに飛びつくと、効果がないばかりでなく、危険なこともあるということを知っておくべきである。
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