「メンバー」呼びより変!? 山口達也ワイセツ事件での呼び方問題で思い起こされる“あの兄弟”の確執!
#ジャニーズ #相撲 #TOKIO #山口達也 #貴乃花
それにしても、変な呼び方であった。
女子高生を自宅に招き、無理やりキスをしたとして強制わいせつ容疑で書類送検された、山口達也。通常であれば「山口達也容疑者」と報じるところ、テレビ各局は、「山口達也メンバー」と珍妙な呼び方をした。
「フジテレビ『めざましテレビ』の三宅正治アナは、山口を“メンバー”と呼ぶことに、『被害者との示談が成立していて、逃亡の恐れがないから』とした上で、『こうした場合、容疑者とは呼ばずに“社長”のような肩書を付けて呼ぶようにしているのですが、山口メンバーの場合は、ふさわしい肩書がないため、メンバーと呼ぶ』と説明していました。他局でも、同様の説明をしていましたが、フジOBの長谷川豊は公式ブログ『本気論 本音論』で、2001年に稲垣吾郎が公務執行妨害と道路交通法違反で現行犯逮捕された際に、SMAPのチーフマネジャーだった飯島三智氏に『もうSMAPを「SMAP×SMAP」に出さない』と圧力をかけられて“容疑者”と呼べなくなり、メンバーと呼ぶようになったとハッキリ明かしています。今回、そこまで直接的な要求があったかどうかは不明ながら、少なくともジャニーズへの忖度から“メンバー”と呼んでいたことは明らかです」(芸能記者)
5月1日に、不起訴となる起訴猶予処分となり、「山口メンバー」から、晴れて「山口さん」に呼び方が改められたが、それも含め、なんとも白々しいテレビ各局の対応であったことか。
だが、“変な呼び方”の歴代1位を決めるならば、その候補に絶対に上ってきそうなのは、事件性も犯罪性もない事例だが、実の兄を「花田勝氏」と呼んだ、05年の貴乃花親方は外せないだろう。
その前から、2人の確執は知られていたが、父親である二子山親方が亡くなり、その喪主をめぐる争いが表面化。貴乃花は、「長男の“花田勝氏”が、『どうしても喪主は自分にやらせてほしい』と言ってきた。部屋の総意としては、相撲界のことを考えても、 私がやるべきなのだが、喪主は花田勝氏にまかせることにしました」と、実の兄を、「花田勝氏」と呼び、「もう仲のいい兄弟に戻れと言われても無理です」と、一方的に兄弟断絶を宣言したのだ。
「喪主を譲らざるを得なかったことが不本意で、あえて他人行儀な態度をとって見せたのでしょう。実の兄を“マサル氏”と、敬称をつけて呼ぶ慇懃無礼な姿は、当時、整体師による洗脳状態にあるとも報じられていた貴乃花の異常性を、より印象付けることになりました」(相撲担当記者)
敬語というのは、相手との一定の距離を保つ言葉。恋人同士でも、ケンカしたときに「●●ちゃん」と呼ばれているうちは、まだ傷が浅いが、「●●さん」なんて呼ばれだしたら、もうアウト。TOKIOは、辞めたいという山口に答えをすぐには出せなかったというが、今後メンバーが「山口達也氏」と呼び始めたら、関係修復は難しいのかもしれない。
そうなる前に、山口はしっかりと自分に向き合い、起こした事件の重大性を心から反省し、生まれ変わらないといけないだろう。
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