TOKIO・山口達也が急転直下の契約解除の裏にあったフジテレビ「現場に4人報道」問題の深刻さ
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女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検された人気グループ・TOKIOの山口達也が6日、ジャニーズ事務所から契約解除を通達された。
同事務所は「山口達也と契約を解除することとなりますが、事件の社会的な影響や、現在、山口の置かれている状況などを鑑み、彼を育ててきた立場として、社会に責任を果たすために必要な支援を今後も積極的かつ継続的に行って参る所存でございます」と説明するも、事実上の解雇と言っていい状況だ。
そんな中、舞台裏ではフジテレビとジャニーズ事務所が一触即発となっていた。発端は、事件に関するフジテレビの誤報騒動。先月26日の夕方放送の同局『プライムニュース イブニング』で、山口が事件を起こした当日、別の男性がもう1人いたと報じ、同日深夜の報道番組『FNNプライムニュース』で訂正した一連の騒動。
椿原慶子アナウンサーは「夕方のニュース番組で、事件当日、山口メンバーと女子高生とその友人のほかに、もう1人男性がいたと報じましたが、その後、事実関係を確認したところ、もう1人の男性がいたという事実はなかったことが確認できました。訂正してお詫びいたします」と謝罪。
関係者によれば「現場に“4人いた説”を報じたフジに、ジャニーズ事務所が激怒。『フジからタレント全員引き上げる!』というレベルの猛抗議が来たそうだ。あまりの剣幕に、フジは訂正・謝罪に応じるしかなかった」という。
“4人説”を入手したのはフジの報道エース記者。然るべきところからの情報だったが、結果的に握りつぶされたことになる。
「フジの報道はジャニーズの“圧力”に憤慨していましたよ。『いずれ真実を明らかにする』と息巻いています」(事情通)
4日放送の『とくダネ!』では、さっそくTOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也が2日に行った会見の“デキレース疑惑”を指摘。
「独自取材」と銘打ち、会見は26日に山口が謝罪会見した翌27日に、ホテル側に部屋が空いているかどうか問い合わせていたことを報じた。これまでは、30日にTOKIOの5人が話し合ったことを受けて会見を設定したとされてきたが、同局の伊藤利尋アナウンサーは「山口さんが謝罪会見をしたその翌日に会見場となるホテルに対して『5月2日は空いていませんか?』という問い合わせが、この時点でホテルに入っている。まだ、5人の話し合いが持たれていないタイミングで」とコメント。
これにより会見は、すべて台本通りだった可能性も出てきた。
「フジは山口達也をクビにするしかなかった裏事情を掴んでいます。週刊誌が先か、フジが先か。とにかく、この1週間で、これまでひた隠しにしていた事件の全容が明らかになります」(出版関係者)
フジは報道としての矜持を守れるか――。
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