『瓜田純士に勝ったら10万円』衝撃の結末──! “キングオブアウトロー”のいちばん長い日
#THE OUTSIDER #瓜田純士
『瓜田純士に勝ったら10万円』というサイゾー協賛の格闘技イベントが4月28日、「THE OUTSIDER 実験リーグ」(主催:リングス、会場:新宿フェイス)内で開催された。4人の選手がキックルールでトーナメントを行い、勝ち上がった1人がファイナルで瓜田と戦うスペシャル企画。10年ぶりのアウトサイダー復帰を勝利で飾りたい瓜田と、10万円を手に入れたい挑戦者の激しいバトルが繰り広げられた。怒号と悲鳴、歓喜と落胆、混乱と酒乱が渦巻いた当日の模様をレポートしよう。
午前10時30分、本日のメインイベンターである瓜田純士(38)が会場前に到着したため、さっそくインタビューを試みた。減量のためか少々ほっそりした印象はあるものの、表情は穏やかで、口も滑らかだ。
――今の気分はいかがでしょう?
瓜田純士(以下、瓜田) 一切緊張してないです。練習の裏付けがありますから。以前は格闘技の試合前は、テンパって酒を飲んじゃって、結果的に“瓜田純士メンバー”みたいになってたんですよ(笑)。でも今回は自信があるから、テンパることはない。新宿開催というのも大きいですね。地元ですから、気分的にラクです。前日も寝れたし、計量も余裕。ちょっと体重を落としすぎちゃって、今、1.5キロアンダーです。さっさと計量を終わらせて、何か食べたいですね。
――技術面での仕上がりはどうですか?
瓜田 対戦するかもしれない奴の中にサウスポーがいるってことを一昨日に知って、ちょっと泡食ったけど、今回はガードの技術も覚えたし、足も使えるようになったから、相手は俺に(打撃を)当てられないと思います。逆に、俺の前蹴りが相手の体を貫通して、臓物がドバーッと飛び散る瞬間をお見せできるかもしれません。
会場入りした瓜田が計量に向かっている間に、トーナメントに出場する4人のチャレンジャーにもインタビューを行った。
●菊嶋海人(20歳・東京)
――『瓜田純士に勝ったら10万円』への参加動機を教えてください。
菊嶋海人(以下、菊嶋) 自分は2年前にアウトサイダーで初勝利して以来、格闘技から離れてたんですけど、そろそろやりたいなと思い始めたときに、(瓜田の対戦相手募集の)リツイートが拡散されてたんですよ。それを見て、応募しようと決意しました。
――瓜田さんの印象は?
菊嶋 瓜田さんの試合動画を見たことがあるんですけど、自分の戦い方と似てると思いました。たぶん瓜田さんも寝技とかが嫌いだと思うんですよ。自分も寝技とかは嫌いで、真っ向からぶつかっていく試合が好きなんで、きっとやりあったらいい試合になるだろうと思います。
――年齢差がかなりありますが。
菊嶋 年齢は関係ないっすよ。気持ちなんで。
――勝った場合の賞金10万円の使い道は?
菊嶋 なんも考えてないですね。自分、賞金が欲しいというより、瓜田さんと試合するのが楽しみなだけなんで。
●ストロングゼロおじさん(31歳・東京)
(ご本人の希望により写真は削除いたしました)
――参加動機を教えてください。
ストロングゼロおじさん(以下、ストロングゼロ) 最近、仕事が上手くいかなくて、酒ばっか飲んでてつまんねえなと思ってたところ、たまたま日刊サイゾーを読んでたら、今回のチャレンジ企画の募集記事が目に入ったんですよ。瓜田純士さんのことは前から知ってました。いろいろと熱い人じゃないですか。その人と試合をしたら自分にも熱さが伝わるかな、酒ばっか飲んでるよりもそっちのほうが有意義かな、と思って応募しました。
――ストロングゼロ(サントリーの缶酎ハイ)がお好きなんですか?
ストロングゼロ はい。1日3本は飲んでます。「本当につまんねえなぁ」と思いながら、会社帰りに飲むことが多いですね。
――格闘技経験は?
ストロングゼロ 学生時代に2、3年だけキックボクシングをやってました。そのときに試合もちょこちょこと。あとは会社帰りにダイエット目的でキックを、週に2、3回やる程度ですね。
――対戦が来まったあと、ブログとTwitterを消しましたよね。
ストロングゼロ 煽られたら嫌だな、と思いまして。僕、ビビリなんですよ。決まってから、出るのをやめようかな、思ったこともありました。インフルエンザにかかったと言ってやめようかな、でもリングスの上の人が怖い人だったらヤバいなぁとビビって、正直あんまり練習できなかった。出ようと腹を括ったのは1週間前ぐらいですが、75キロから急に落としたので、減量に失敗して……。ただ、瓜田さんと戦ってみたいという思いがあったので、来ました。
――今の気分は?
ストロングゼロ さっさと計量を終えて水を飲みたいし、早く試合を終えて酒を飲みたいです。酒を2週間も断ってますから。
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