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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > “真っ白”な中川大志に漂うキナ臭さ

身も心も“真っ白”な中川大志に漂うキナ臭さ ピュアすぎる平野紫耀が早くも目覚めた『花のち晴れ』、次回はF4のアノ人も登場!?

■中川大志は白? 黒?

 

 母親同士が仲が良く、幼い頃から家族ぐるみの付き合いをしてきた音と天馬。天馬の母親・美代子(堀内敬子)が病気で亡くなり、新たな母・利恵(高岡早紀)が来てからも2人の関係は続いています。

 制服も真っ白、音との月1デートの日も前身ホワイトコーデ。レストランに行けば、慣れない靴で疲れた音を気遣い、「お行儀悪いけど気持ちいいよ。音も試してみたら?」と自ら靴を脱いでみたり、レストランのVIPルームを、赤ちゃんを連れた家族に譲ったり。紳士すぎるほど紳士な天馬。立ち位置としては、『花男』におけるつくしの初恋相手・花沢類的ポジションです。

 そんな天馬役の中川くん、ドラマの事前告知番組で母親役の高岡さんについて「学園ものなんですけど、そっちもあるのかなって……」「好きになってますね」と発言していただけに、ちょいちょいママを見る目が怪しく感じるのは気のせいでしょうか……?

 それはさておき、敵情視察にやってきたC5をもてなし、晴の失礼な態度に怒ることもなく、握手まで交わそうとする天馬くんの器の大きさたるや……。英徳が伝統を重んじる学校なら、桃乃園は最新設備が整った超ハイテク高校で、天馬は生徒からの信頼も厚いし、そりぁ、ヘタレな晴が猛ダメージを受けてしまうのも無理ありません。

 傷心の晴は、なぜか音のバイト先へ(本人も無自覚です)。「俺じゃダメか……?」と、まるでチワワの子犬のように弱々しく音へ投げかますが、何のことだかさっぱりわからない音。晴の気持ちを察しているバイトの先輩・紺野さんのアシストもあって、空腹かつ家に帰りたくないという晴を連れて、紺野さんの家へ向かいます。

 

■ピュアな2人の関係性に変化……?

 

 紺野さんのリクエストで、冷蔵庫にあるもので手料理を振る舞うことになった音。誰かが料理をするところを見るのは初めてという晴は、いちいち大げさなリアクションをとりながら音のそばを離れません。でき上がったタコさんウィンナーには「すげえな!? 魔法かよ!?」と目を輝かせてまるで子どもみたい。「うまい! うますぎる!!」とおかわりをしようとして、足がしびれたり、学園で見せる姿とは違った気取らない無邪気の晴の姿に、音は少しずつ晴の印象を変えていきます。

 帰り道、音は晴に、自分のために天馬に無理をさせてしまっていることや、「昔は天馬くんの前でも普通に笑えた」と、ポツリポツリと話しはじめます。

「俺なら、そんな思いはさせない。俺なら悩ませねえ。気を遣わせたりしねえ」
「俺だってそいつに負けねえくらい完璧な男になってやる」

 そんな晴に、音は優しく言います。

「いいんじゃない? 完璧なんてならなくて。完璧になろうと必死に頑張ってる。そんな神楽木には神楽木なりの良さがあるはずだよ」

 こんなこと言われて、晴がときめかないわけがありません。「俺、お前のことは庶民狩りしねえから」「だから……関わるなとか言うな。1ミリも関係ねえなんて言うな」と、音に約束し、翌朝には海斗に「江戸川のことが好きだ。婚約者だろうが関係ねえ。絶対振り向かせてやる!」と堂々宣言するのでした。

 しかし、音が登校すると、ケータイに一通のメールが届きます。それは、音が隠れ庶民であることを告発する内容。困惑する音に生徒から向けられる冷たい視線、そして校舎から「絶対に許さない……」と音を見下ろすC5の紅一点・愛莉(今田美桜)の姿が――。と、何やら不穏な気配を残して今週はここまで。

 

■今田美桜のドSぶりに期待

 

 晴にゾッコンな愛莉は、英徳に入ったのもC5に入ったのも、彼を追いかけるためだそうです。クリクリしたおめめをかっ開きながら、瞬きせずに「晴を苦しめる女を見つけてつるし上げないと気が済まない」と海斗に迫る姿はなかなかの迫力でした。おまけに、中庭の石像に石を投げつけ「あースッキリした」って無邪気でかわいい笑顔を浮かべる彼女、すごく怖いし、敵に回したくないタイプです。

 次回からは、愛莉ちゃんがブラック全開で音に牙をむきそうなニオイがプンプンです。さらには、F4メンバーのあの人も登場するとか! 今田美桜ちゃんの怪演ぶりにも注目しながら、今夜放送の第3話を楽しみたいと思います。
(文=どらまっ子TAROちゃん)

最終更新:2018/05/07 20:42
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