クロちゃんはなぜ再ブレイクできた!? Twitterフォロワー数爆増で大躍進が止まらない
#水曜日のダウンタウン #クロちゃん
安田大サーカスのクロちゃんが再ブレイクしている。いまやTwitterに発言する一言一言ですら大きな話題になり、ネットニュースにも取り上げられるクロちゃんだが、なぜクロちゃんはここまで人気者になったのだろうか。
再ブレイクした理由は間違いなく『水曜日のダウンタウン』(TBS系)。同番組では15年頃からクロちゃんを起用する機会が増え、最初はクロちゃんに目隠しをしてどこかに連れて行くという流れが多かった。“帰巣本能 ハトよりヒトの方が優れてる説”ではクロちゃんを岩手県の山奥に無一文で置き去りにし、どのくらいの時間で埼玉県にまで帰ってこれるのかという過酷な検証の餌食に。しかしこの時は大ウケしているものの、まだクロちゃん個人に注目は集まっていない。
だが17年5月に放送された“「起きたら人がいる」が結局一番怖い説”の検証で、クロちゃんにブレイクの兆しが訪れる。ドッキリの性質上、クロちゃんの自宅に隠しカメラを仕掛けることになったのだが、これによってクロちゃんが大量の“嘘ツイート”をしていることが発覚。番組では企画よりもクロちゃんという存在が面白いと目をつけ、嘘ツイートを暴くためクロちゃんのプライベートを隠し撮りしまくることに。すると「クロちゃんクズ過ぎるwww」と言われながら大注目を浴び、一躍再ブレイクにこぎつけた。
「クロちゃん企画は最近のテレビ番組にしては過激で、同じ企画を別の芸人にしたのなら『かわいそうだ!』と番組が叩かれかねません。しかしクロちゃんには同情の声などほとんどなく、番組のおもちゃにされている様子を見て視聴者は大喜び。クロちゃんが嘘ツイートをする“クズ”であることから、『クズには何をしてもいい』という風潮になっているのでしょう」(芸能ライター)
また、クロちゃんのクズ度合いも「ウォーキングして帰宅するとツイートしながら、タクシーを使用」「ヘルシーな食事写真を投稿しながら、裏でがっつり食べまくる」など、自分の評価を高めたい嘘をつくばかりで、他者を傷つけてはいない。こういったところも、絶妙に不快感なく視聴者がクロちゃんを見ていられる理由なのかもしれない。
「クロちゃんのTwitterフォロワー数は、“嘘ツイート”を暴く企画が放送された17年9月までは10万にも満たないほどでした。それが現在ではフォロワー数36万人突破という驚異的な人気を獲得しています」(同)
時代が生み出した新たなスター・クロちゃん。今後も『水曜日のダウンタウン』とともにテレビの限界に挑んでほしい。
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