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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > 月9復活は脚本家の“ドM”体質のおかげ!?

『コンフィデンスマンJP』視聴率回復の秘訣は古沢良太の“ドM”体質か!? 制約があるほど光る手腕がイイ!

■ストーリー&視聴率UPの鍵を握るのは小日向文世?

 いまだ謎の多い人物が一人いる。「ダー子とボクちゃんの育ての親」という提示しかない、小日向文世演じるリチャードだ。

 濃いキャラクター同士で展開するのが古沢脚本のドラマの特徴であるのに、いまだ大きな活躍もせず目立つことのないリチャードの存在は逆に浮いている。彼が何かを抱えている可能性は大いにあり得る。

 早い段階で、リチャードの怪しさを提示させたり、「3人の中に裏切者がいるかもしれない」などの展開があれば、視聴率の観点でウィークポイントだった最終話までの引っ張りが完成する。例え呆気ないオチであっても、古沢脚本の作品であれば許せてしまう。『リーガルハイ』のときだって、主人公と宿敵の因縁がペットのハムスターの死というオチだった。それでも続編を期待され、セカンドシーズンが放送された。『コンフィデンスマンJP』は続編を期待される名作となるのか? 中盤と終盤の展開にかかっている。4月30日放送予定の第4話「映画マニア編」も楽しみにしたい。

(文=許嫁亭ちん宝)

最終更新:2018/04/30 18:00
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