渋谷すばる、過去のジャニーズ退所メンバーから見る“海外留学後の音楽活動”の行く末は!?
#関ジャニ∞ #渋谷すばる
4月15日の記者会見で人気グループ・関ジャニ∞からの脱退と、ジャニーズ事務所からの退所を発表し、日本中を驚かせた渋谷すばる。渋谷は12月31日をもってジャニーズ事務所を退所するとのことで、その理由を「海外で一から音楽を勉強したい」と説明。「36歳を迎え、人生残り半分と考えた時、今までは事務所と関ジャニ∞に守られ、支えられ、時には甘えさせていただきましたが、この先は全て自分の責任で今後の人生を音楽でまっとうするべく、海外で音楽を学び、自分の音楽をさらに深く追求していきたいと思いました」と、決意に満ちた表情で語っている。
渋谷といえば、ジャニーズ随一と言われる歌唱力を誇り、関ジャニ∞のメインボーカルとしてグループを牽引していた人物。脱退後は海外に留学し、いずれは音楽活動を再開するつもりなのだろう。そこで、ジャニーズ事務所を退社した渋谷と同世代の元アイドルたちの、その後を見ていきたい。
まずは、“ツアー直前の脱退”や“メンバーカラーが赤”などで、渋谷との共通性が指摘されている元KAT-TUNの赤西仁。赤西は渋谷の後輩にあたる存在だが、渋谷は2013年5月11日放送の『渋谷すばるのスバラジ』(NACK5)にて、運転中、赤西を街中で見かけたことをリスナーに報告。「仁!」と声をかけて赤西も振り向いたのだが、その瞬間に信号が青になったため、声をかけっぱなしで走り去ってしまったと笑いながらトークしている。そんな赤西は10年にKAT-TUNを脱退後、14年2月までジャニーズ事務所に所属しソロ活動。退所後は、特に海外での活動に力を入れ、15年には中国・北京で開催された授賞式『愛奇芸尖叫之夜』で、日本人初の「アジア人気アーティスト賞」と「年度音楽大賞」という名誉ある賞を受賞するなど、大活躍している。
次に、同じくKAT-TUNを脱退した田口淳之介。KAT-TUNの中でも一発ギャグを披露するなどバラエティ担当だった田口は16年3月31日付で事務所を脱退。脱退後の活動については、同じグループメンバーの中丸雄一に「具体的なビジョンは聞いていない」と言われるほど白紙状態だったが、脱退から約半年後の9月1日、自身の公式サイトにて活動再開を発表。個人事務所を設立し、11月2日にインディーズシングル「HERO」でソロデビュー。17年4月にはユニバーサルミュージックとアーティスト契約してメジャーデビューしている。
「赤西さんは事務所からの恋愛禁止令にそむき、黒木メイサさんと授かり婚して事務所を退所。田口さんも長年交際している女優の小嶺麗奈さんとの結婚のために事務所を辞めたと言われるなど、プライベートを優先しての退所という印象があります。2人とも、渋谷さんほどの実力と知名度がない中、奮闘している感があります」(音楽事務所勤務)
また、ジャニーズ脱退組の中で音楽畑にて大成功を収めているといえば、大人気バンド「ONE OK ROCK」のボーカル・Takaがいる。Takaは01年8月に入所後、ジャニーズJr.として活動。03年には「NEWS」結成メンバー9人のうちの1人に選ばれたものの、同年12月に学業優先で事務所を退社。05年3月には慶應義塾湘南藤沢高等部を音楽の道に進むため自主退学し、5月に「ONE OK ROCK」加入。両親譲りの卓越した歌唱力や音楽の才能を活かし、今では日本を代表する人気バンドのフロントマンとして活躍している。
「渋谷さんがジャニーズの後輩であるTakaさんの現在の活躍に、おおいに刺激を受けていたことは業界では知られた話です。Takaさんは高校を中退後、大阪の音楽学校に通うなどし、ギターやパソコンを習い、力をつけている。ONE OK ROCKは昨年末にヨーロッパツアーを行い、音楽の国・イギリスのロンドンでも公演を成功させた。渋谷の留学先はイギリスと言われていますが、その地ですでに成功していることも含め、目指すべきライバルの1人がTakaなのは間違いない」(テレビ局勤務)
このように、脱退ジャニーズの成功の度合いはそれぞれだが、いきいきと音楽活動を行えてはいる様子。では、渋谷は今後どうなるだろうか?
「渋谷さんは赤西、田口、Takaの誰よりも知名度はある状態。作曲や歌唱力などの実力に関しては、Takaには遠く及ばない状況ですが、ロンドンでしっかり学ぶことでソングライティングの才能が花開く可能性もある。渋谷の弱点は極度の人見知りというところだったりと、メンタル面が弱いところなので、そこを克服したら化けるんじゃないかと見る向きも多い」(芸能事務所勤務)
成功するか否かは精神面の強さにかかっている? 脱退後の渋谷に注目したいところだ。
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